尚絅学院大学

修了生

調理分野の助手として勤務していた際、ライフステージ別の栄養管理や調理学の魅力を改めて感じ、大学教員を目指すことにしました。教員には、専門的な知識に加え、より科学的な視点が求められることから、大学院進学を決意しました。研究テーマとしたのは「和食文化の継承および伝承」です。先生方とアンケート内容や統計解析の手法、結果の捉え方についてディスカッションを繰り返したことで、科学的な視点を常に意識し、専門的な知識と研究スキルを磨くことができました。これらの経験を教育や啓蒙啓発活動に活かし、和食文化継承の一助となるよう尽力していきたいです。

在学生

短大卒業後、栄養士として学校給食の現場で働き、管理栄養士免許取得後は医療・介護の分野へ進みました。大学院進学のきっかけは、これまでの現場で得た実践的な知識に加えて、より信頼性の高い専門性やサポート力の必要性を痛感したためです。大学院では、高齢者自身が「自分らしく生活していけること」を目指し、自立や支援に関する研究に取り組んでいます。国が2025年を目処に推進している地域の包括的な支援・サービス提供体制構築において、栄養士の立場や視点から関われることを探究するとともに、地域に貢献できる研究を進めているところです。