【教員紹介】千葉正樹先生
2021/10/28
自己紹介
千葉正樹(ちばまさき)です。1956年(昭和31)生まれの「昭和の人」です。そろそろ体に限界は感じていますが、心と頭脳は元気ですよ。人文社会学類で地域文化論・日本とアジアの歴史・日本史概論・郷土文化論など、歴史学、特に日本史と民俗学に関わる授業を担当しています。また、博物館実習を中心に学芸員課程全般の調整にあたっていますので、資格取得を目指す方は、何でも相談してください。写真・旅行・アニメ・ワインと多方面に興味を持っています。
研究内容
私の研究は日本近世史(江戸時代史)と都市史という分野です。特に江戸や仙台などの城下町について、そこに住んでいた人々と彼らの築き上げた社会、その空間・景観との関わりについて分析を重ねてきました。文字で書かれた資料だけではなく、絵画や地図などの画像を対象としたり、民俗学の手法も加えて、フィールドワークを行っているところに特徴があると思います。3冊の著書が図書館にも入っていますので、ぜひご覧ください。またその社会への応用として、地域博物館の設計にも携わってきました。
出身地
私は宮城県石巻市の生まれです。小学校までそこで育ち、中学校から仙台に移りました。小学生の時の思い出の地、父と釣り糸を垂れた岸壁とか自転車で走り回った街並みとかは東日本大震災で大きく損なわれ、その痛みを感じています。中学・高校は仙台で、東京で大学生活と短いサラリーマン生活を送った後、また仙台に帰ってきましたので、文化的には「仙台っ子」かなと思います。仙台の裏町、とくに美味しいものを食べさせてくれるところに目がありません。