学群・学類制で学ぶ先輩たちのリアル
自分のなかに静かに眠る、まだ小さな「未来のカケラ」。
学生たちは、SHOKEIの学びを通して、その存在に気がついていきます。リアルな学びについて聞いてみました。
在学生
- 綿谷 由李菜さん
- 人文社会学類(宮城県 東北高校出身)
尚絅での濃密な学びと
経験を映像分野で活かしたい
人文社会学類での学びを通して、日頃見たり接していることの中にも学びや気づきがあることを実感しています。例えば日々の礼拝や季節ごとに行う尚絅独自の魅力的なイベント、キャンパスを大きく取り囲む自然や地域との関わりなど、どれも自分の貴重な経験となり、成長につながるものばかりです。そんな環境の中で、私が関心を深めているのが映像です。ゼミ活動はもちろん、インターンシップ等も活用し、映像に関する専門性をしっかりと身につけたいと思います。将来は映像関係の仕事に就き、4年間で得た学びと経験を活かした作品を制作することが夢です。
在学生
- 中川 蓮さん
- 人文社会学類(宮城県 宮城野高校出身)
教育実習では大きな達成感を
得ることができました
中学校・高校の社会科教諭一種免許が取得できることに加え、幅広い領域から自分に合った分野を選択して学べることに魅力を感じ、本学を選びました。どの授業にも意欲的に取り組んできましたが、大学生活最後の教育実習は最も思い出深いものになりました。「先生が楽しそうに授業しているのが伝わったよ!」と生徒たちに言われたことで、自分の強みを授業で活かすことができたと、大きな達成感を得ることができました。卒業研究では、「SDGs×教育」をテーマに、県内の小学校や教育に携わるネットワークへのインタビュー調査を実施し、とても刺激的な経験でした。
在学生
- 岩渕 央奈さん
- 人文社会学類(宮城県 佐沼高校出身)
地元への客観的な視点を
得られたことが強みになった
1年次の「地域活動論」の授業が特に印象に残っています。地域の問題点や課題発見のための見方や手法について学び、地元以外の地域を理解することで、地元を客観的に見ることができるようになりました。また、様々な授業を受けることで学問のつながりを意識することができ、学修により深い面白味を感じました。在学中の目標は、これだと思える卒業研究のテーマを見つけることと、英語関連の資格を取得すること。そして卒業後は、大学で身につけた知識や経験を活かして、地元に恩返しができるような人になりたいです。
在学生
- 菅野 美音さん
- 人文社会学類(宮城県 富谷高校出身)
住空間への興味から
インテリアデザイナーを志向
自分自身の目標や興味に合わせた科目を履修し、学ぶことができるのが人文社会学類の大きな魅力です。多様な学びを展開しているため、周囲の仲間の志向や目標もまた様々で、いつも刺激を受けています。住み心地の良い住空間の作り方に興味を持つようになり、それに関連する資格の勉強に励み、より専門的な知識を身につけることが在学中の目標です。将来的には、誰かの日常に彩りを添えることができるインテリアデザイナーになりたいと思っています。皆さんも尚絅学院大学で夢への一歩を踏み出してください。
在学生
- 千葉 瑚子さん
- 人文社会学類(宮城県 仙台育英学園高校出身)
刺激的な海外留学経験が
英語力向上のモチベーションに
本学の国際交流プログラムを通してオーストラリアとカナダに語学留学をしました。英語力が向上したことはもちろん、異文化体験や国を超えた多くの仲間に出会えるなど、とても貴重な経験となりました。また、言語インテンシンブコースに所属し、ネイティブの先生に教えていただくことで、英語の発音や会話を実践形式で学べています。英語力を磨きたいという思いが、ますます加速しています。今後の目標は、再度英語圏への留学と英検準1級合格を実現すること。そうして身につけた実力と自信を礎として、英語教師になりたいと考えています。
可能性の翼を広げて
それぞれの舞台で活躍する尚絅学院大学の卒業生。
以前にも増して多様性が重視される時代。生き方の可能性も大きく広がり続けています。
本学では、様々な分野に多才な人材を輩出してきました。
地域社会に貢献できる確かな力、夢をかなえる勇気を胸に飛び立った卒業生は、その個性を活かして活躍しています。
より良い明日をまっすぐ見据え努力を続けるしなやかな姿は、あなたの未来の姿ときっと重なることでしょう。
卒業生
- 鈴木 彩未さん
- 表現文化学科 2019年度卒業
(宮城県 利府高校出身)
とても刺激的で充実した4年間が
自信を高めてくれました。
在学中は、地域に関わる活動に力を入れて取り組みました。「ヒトノワ」という学内の団体に所属し、名取市制施行60周年の際に市役所の方と連携し、キャッチフレーズの作成やテレビ・ラジオで名取市のPRを行いました。大学で過ごした4年間は楽しく刺激的でとても充実していました。なかでもゼミ活動で制作した動画がコンクールで入賞したことは、社会に出る上で大きな自信になりました。皆さんも尚絅学院大学で自分の可能性を広げ、夢を実現してください。
- 株式会社バイタルネット 勤務
- 主に一般用医薬品や健康食品を扱う薬局統括部ウェルネス担当に所属、得意先へのエリア営業を行う。モットーは「笑顔はどんなキレイな言葉よりも胸を打つ」。
卒業生
- 大野 凜汰さん
- 人文社会学類 2022年度卒業
(宮城県 白石高校出身)
伝えたいことを簡潔にまとめる能力が
養われたゼミ活動。
公務員を目指し、学業に力を入れていたことを思い出します。特に民法や法学、憲法、地方自治などの法律に関する講義は、予習だけでなく復習も欠かさず行っていました。また、ゼミ活動にも積極的に取り組み、卒業研究では文献調査に加え、インタビュー調査も行い、実際に聞いたことを踏まえて執筆しました。決められた文献をレジュメに要約し、発表するというゼミ活動では、自分の伝えたいことを短く簡潔にまとめる能力が養われました。
- 塩竈市役所 勤務
- 上下水道部業務課に所属。料金係主事として、料金の調定や収納、還付関係の起案などを担当。ミスが出ないよう何度も確認することを心がけ業務に取り組む。
卒業生
- 水口 芳乃さん
- 人文社会学類 2022年度卒業
(宮城県 仙台西高校出身)
主体性や積極性を育んだ、
尚絅でしか味わえない経験。
震災からの復興や地域の活性化に着目した映像制作、里山の管理やヤギのお世話など、他では味わえない経験がたくさんできました。その積み重ねの過程で学修への意欲がより一層刺激され、主体性や積極性が育まれました。その姿勢は、今も物事に対する向き合い方の礎になっています。アットホームな雰囲気の尚絅学院大学で、様々な価値観に触れながら、今しかできないことに貪欲にチャレンジし、可能性を大きく広げてください。
- 株式会社 JR東日本クロスステーション 勤務
- 勤務するのは、JRの駅ナカ商業施設運営事業を展開する4社が統合し2021年4月1日に誕生した企業。総務部での研修を経て現在、駅ナカでのカフェ運営を通し経営戦略を学んでいる。
卒業生
- 須藤 さやかさん
- 環境構想学科 2021年度卒業
(宮城県 柴田高校出身)
じっくりと「環境」と向き合い、
客観的な視野を養いました。
在学中は環境に関する分野を幅広く学びました。特に生活環境の分野では、アパレルや色彩、消費、ライフスタイルなど生活に関わることを多角的に学ぶことができました。なかでも個人的に力を入れたのが「消費生活論」です。大量生産・大量消費の問題に着目し、フェアトレードやエシカル消費などの実例を調査しました。グループで話し合い、私たちに何ができるのかを考え、SNS等を通して発信することで、客観的な視野や情報を精査する力が身につきました。
- 株式会社 スズキ自販宮城 アリーナ名取 勤務
- 営業職として、新車販売から自動車保険の提案、アフターフォローまで携わる。「日々様々なお客様とお会いし関係性を築くことで、新しい発見があり、自身の成長につながっています」。
卒業生
- 太齋 公貴さん
- 人文社会学類 2022年度卒業
(宮城県 尚絅学院高校出身)
大学生活を通して実感した、
あたたかな思いやりと触れ合い。
尚絅学院大学の先生方は、いつも私たち学生に寄り添ってくれる頼もしい存在でした。ゼミの担当教員、授業でお世話になった先生、どの先生方にも親しみやすく、話しやすい雰囲気がありました。また、職員の皆さんにも就職支援等で手厚くサポートしていただきました。コロナ禍ということもあり、コミュニケーションが希薄になりそうなかでも、私にとってあたたかな思いやりや触れ合いが感じられる大学でした。
- 菅野産業株式会社 勤務
- ドアノブや鍵、ブラインドシャッターなど建築金物関連の販売・設計・施工を主軸とする企業で、お客様への各種情報提供等の業務を担当。何事も「素早く・正確に・分かりやすく」を心がけている。
卒業生
- 吉田 なつみさん
- 人文社会学類 2022年度卒業
(宮城県 仙台西高校出身)
授業を通して深めた、
地域社会が抱える様々な課題への関心。
社会科教員を目指して入学しましたが、授業を通して少子高齢化や人口減少による後継者不足等の地域課題に大きく関心を寄せるようになりました。なかでも男女共同参画事業や産学官連携に興味を抱き、実際に関連するイベントに参加し、幅広い年代の方々と関ったことで地域の課題について理解を深め、コミュニケーション能力も身につきました。大学で培った知識と経験が、社会人としての自信に繋がったと感じています。
- 宮城第一信用金庫 勤務
- 袋原支店に勤務し、窓口で預金業務(入出金、税金、振込の受付等)を担当する他、融資や為替業務にも携わる。常に向上心を持ち、笑顔を忘れず信頼される金庫職員を目指している。