学群・学類制で学ぶ先輩たちのリアル
自分のなかに静かに眠る、まだ小さな「未来のカケラ」。
学生たちは、SHOKEIの学びを通して、その存在に気がついていきます。リアルな学びについて聞いてみました。
在学生
- 中野 愛菜さん
- 人文社会学類(宮城県 気仙沼高校出身)
地域の声に耳を傾け、
リアルな経験を積み重ねたい
宮城県気仙沼市の出身です。東日本大震災や災害からの復興を経験したことから、まちづくりや災害について興味関心を持っています。地域づくり論や観光社会学、災害社会学などの地域実践領域の講義を受講し、卒業後まで活かせる知識をつけたかったため、人文社会学類を選びました。学外のフィールドで学んだり、ゲスト講師の講話を聞く機会が多かったりと、名取にいながら日本中の地域や人の取り組みの事例を学ぶことができる点が大きな魅力です。また地域のなかで学びを深めたいという思いから、ボランティアチームTASKIにも参加し、様々な経験を重ねています。
在学生
- 畠山 叶さん
- (宮城県 仙台西高校出身)
確かな知識を活かし、
生まれ育った地域の発展に貢献したい
対象とする場所によって抱えている課題が異なること。その課題を解決するためには過去の成功事例をなぞるのではなく、その場所に最も適した方法を見出す必要があること。入学前から興味を持っていた「地域」に関する講義を受けて、あらためて印象的な気づきを得ることができました。また「地域」における課題には複合的な要因が絡んでくるため、より多角的な視点から本質的な課題を発見・解決する手段を身につけていく必要があることも再認識しました。人文社会学類での学びを土台として、生まれ育った宮城県の発展に貢献できる職業に就くことを目指しています。
在学生
- 小野 陽平さん
- (宮城県 東北学院榴ケ岡高校出身)
知識を活かして表現できる
技術が身につきました
以前から関心を抱いていた「メディア」について、その役割や特性を理解した上で、実際に表現として形にできるようになりました。これも大学での実践的な演習のおかげです。各種媒体の広告の見方も変わりました。これまでは一人の消費者として触れていましたが、デザインやメディア表現などの視点から見るようになり、毎日が新しい発見であふれています。人文社会学類の講義は、普段の生活とリンクする部分が多く、学んでいてとても楽しいです。これからも知識を積み重ね、社会で必要となる人間的スキルを高め、その学びと経験を活かして活躍できる仕事に就きたいです。
在学生
- 紺野 栞那さん
- (宮城県 仙台育英学園高校出身)
日々の講義を楽しみながら
語学力に磨きをかけています
言語インテンシブコースに所属し、英語と韓国語を履修しました。英語は週4時間、韓国語は週2時間の講義があるため、毎日予習復習をすることが習慣になり、学んだことが自然と定着していく実感がありました。またネイティブの先生方には、教科書に載っている内容以外の多彩なフレーズや、教員になる上での必要な心構えなども丁寧に教えていただきました。課題をこなすのは大変でしたが、それも楽しみながら乗り越えられたのは、先生方の熱意に応えたいという思いがあったからです。留学先のアメリカでどんな経験が得られるか、今からワクワクしています。
在学生
- 畑中 永那さん
- (宮城県 聖ウルスラ学院英智高校出身)
学ぶことが自分自信の成長にも
つながっていることを実感
人文社会学類の多彩な講義を受講するなかで、民法や政治学など社会科学分野への興味が大きくふくらみました。入学以前は何気なく目にしていたニュースや社会問題にも、「なぜこうなっているのか」「背景にはどんな仕組みがあるのか」と考えるようになり、物事をより深く理解しようとする姿勢が身につきました。人文社会学類での学びは、知識を増やすことはもちろん、自分自身の成長にもつながっていることを実感しています。卒業までに経験できることすべてに精一杯取り組み、何事にも恐れず挑戦し続けられる強い姿勢を養いたいと思っています。
可能性の翼を広げて
それぞれの舞台で活躍する尚絅学院大学の卒業生。
以前にも増して多様性が重視される時代。生き方の可能性も大きく広がり続けています。
本学では、様々な分野に多才な人材を輩出してきました。
地域社会に貢献できる確かな力、夢をかなえる勇気を胸に飛び立った卒業生は、その個性を活かして活躍しています。
より良い明日をまっすぐ見据え努力を続けるしなやかな姿は、あなたの未来の姿ときっと重なることでしょう。
卒業生
- 山下 初華さん
- 2023年度卒業
(宮城県 桜坂高校出身)
異文化に触れ、視野を広げ、
コミュニケーション能力を養成。
異文化や国際社会、語学への興味から人文社会学類に入学。在学中は海外留学や留学生のメンターを行うなど、積極的に異文化に触れ、視野を広げようと努めていました。また、ゼミ活動では文献のレジュメ作成やグループワークを通して、自分の考えを短く簡潔にまとめ伝えたり、自分の意見を堂々と発表することに注力し、コミュニケーション能力が身につきました。今、職場での業務やお客様と話す際に、こうした4年間の積み重ねが活かされていると感じます。
- 第一貨物株式会社 勤務
- 仙台東支店勤務。総務課に所属し、社内の勤怠管理や派遣社員の給与計算などを担当。小さなミスも起こさないよう確認作業の徹底を意識。モットーは「明るく素直に元気よく」。
卒業生
- 中川 蓮さん
- 2023年度卒業
(宮城県 宮城野高校出)
社会貢献活動を通して養われた積極性。
人間的にも成長することができました。
ゼミの担当教員であった渡邊千恵子先生のサポートのもと、多くの社会貢献活動に参加させていただきました。そこで得られた様々な経験や人との関わりによって、大きく視野が広がり、人間的にも成長することができました。分からないことや知りたいことをすぐに質問したり、調べたり、覚えたことをすぐに実践しようとする心構えは、まさに大学時代に養われた財産です。皆さんも尚絅学院大学で自分だけの“カギ”を見つけ、新しい扉を開いてください。
- 宮城トヨタ自動車株式会社 勤務
- カローラ泉中央の営業スタッフとして、点検入庫の受付や電話フォローなどカーライフ全般をサポート。お客様はもちろん、店舗スタッフへも常に笑顔で接することを心がけている。
卒業生
- 櫻井 悠里さん
- 2023年度卒業
(宮城県 尚絅学院高校出身)
“自分オリジナル”な学びへの挑戦が楽しい。
学群・学類制ならではの経験を将来の礎に。
人文社会学類に入学したのは、興味があった環境や暮らしについて学べることに魅力を感じたからです。印象に残っているのは、ゼミでの卒業論文制作。受け身ではなく、自らオリジナルなテーマを掘り出し考えの道筋を構築していくことに当初はかなり苦労しましたが、とても良い経験になりました。学群・学類制は、一つのジャンルに縛られず、幅広い領域を学べることが強み。この幅の広さを活かして、皆さんも自分オリジナルの学びに挑戦してみてください。
- 株式会社 日本アクア 勤務
- 勤務するのは、断熱材で業界トップシェアを誇る企業。仙台営業所に所属し、営業事務として主に商品の受発注を担当。工程に影響を及ぼすため、納期厳守を常に意識している。
卒業生
- 太齋 公貴さん
- 2022年度卒業
(宮城県 尚絅学院高校出身)
大学生活を通して実感した、
あたたかな思いやりと触れ合い。
尚絅学院大学の先生方は、いつも私たち学生に寄り添ってくれる頼もしい存在でした。ゼミの担当教員、授業でお世話になった先生、どの先生方にも親しみやすく、話しやすい雰囲気がありました。また、職員の皆さんにも就職支援等で手厚くサポートしていただきました。コロナ禍ということもあり、コミュニケーションが希薄になりそうなかでも、私にとってあたたかな思いやりや触れ合いが感じられる大学でした。
- 菅野産業株式会社 勤務
- ドアノブや鍵、ブラインドシャッターなど建築金物関連の販売・設計・施工を主軸とする企業で、お客様への各種情報提供等の業務を担当。何事も「素早く・正確に・分かりやすく」を心がけている。
卒業生
- 大野 凜汰さん
- 2022年度卒業
(宮城県 白石高校出身)
伝えたいことを簡潔にまとめる能力が
養われたゼミ活動。
公務員を目指し、学業に力を入れていたことを思い出します。特に民法や法学、憲法、地方自治などの法律に関する講義は、予習だけでなく復習も欠かさず行っていました。また、ゼミ活動にも積極的に取り組み、卒業研究では文献調査に加え、インタビュー調査も行い、実際に聞いたことを踏まえて執筆しました。決められた文献をレジュメに要約し、発表するというゼミ活動では、自分の伝えたいことを短く簡潔にまとめる能力が養われました。
- 塩竈市役所 勤務
- 上下水道部業務課に所属。料金係主事として、料金の調定や収納、還付関係の起案などを担当。ミスが出ないよう何度も確認することを心がけ業務に取り組む。
卒業生
- 吉田 なつみさん
- 2022年度卒業
(宮城県 仙台西高校出身)
授業を通して深めた、
地域社会が抱える様々な課題への関心。
社会科教員を目指して入学しましたが、授業を通して少子高齢化や人口減少による後継者不足等の地域課題に大きく関心を寄せるようになりました。なかでも男女共同参画事業や産学官連携に興味を抱き、実際に関連するイベントに参加し、幅広い年代の方々と関ったことで地域の課題について理解を深め、コミュニケーション能力も身につきました。大学で培った知識と経験が、社会人としての自信に繋がったと感じています。
- 宮城第一信用金庫 勤務
- 袋原支店に勤務し、窓口で預金業務(入出金、税金、振込の受付等)を担当する他、融資や為替業務にも携わる。常に向上心を持ち、笑顔を忘れず信頼される金庫職員を目指している。