育成する人材像
新聞・雑誌・テレビ・映画・広告・インターネットといった各メディアの特性や社会の中でのその役割と影響力について幅広い知識を持ち、社会のさまざまな情報をもとにコンテンツを生み出すことができる表現力を身につけることで、メディアを活用して社会で実践的に活躍できる人材を育成します。
学びの特徴
「言語文化」「視覚文化」について深く理解する
あらゆる情報伝達の土台となる「ことば」「視覚イメージ」(映像や画像)のしくみや歴史を学びます。言語や映像がメディアによって伝達されることで「言語文化」「視覚文化」が形成されてきた点、それらが私たちのものの見方や考え方と深く関わっている点について理解を深めます。
メディア表現力を身につける
「ことば」「映像」を用いて、情報を適切かつ効果的に伝えるための表現技術を段階的に身につけます。文章と画像という基本的なメディアを用いたポスター制作で基礎を習得した上で、「ことば」と画像や映像を効果的に組み合わせる言語表現の技術、動画を作成する映像表現の技術を身につけます。
情報のマネジメント
授業で身につけた知識と、表現力をバランスよく活用し、企画を実現するためのマネジメントの方法を学びます。地域のミニコミ誌、地域PR動画やCMの作成、ご当地キャラクターの活用といった、実際の地域や企業と関わるコンテンツを実作することで、社会に「伝わる表現力」を磨きます。
たとえばこんな授業があります
- 社会言語論
- なぜ私たちは英語を話せないことを恥ずかしく思うのか。なぜ英語を話せない人を見下すような人がいるのか。社会や文化との関わりという視点から言語を考えます。
- マンガ・コミック研究
- 「線」とマンガの境界はどこにあるのか。何がマンガやコミックを成り立たせているのかという視点から、マンガやコミックについて考えます。
- ワールドシネマ
- ハリウッド映画だけじゃない!世界の様々な国や地域で形成された映画文化を深く学びます。
- ストーリー制作論
- 物語の構造やストーリーのしくみを学び、映画の分析や制作に応用します。
- 視覚表現演習
- 映画を撮ってつなぐ基本的な方法を学び、伝えたい内容を映像化する力を身につけます。
廣瀬
ゼミ伝えたい情報を映像で的確に表現できるスキルを身につける
映像でストーリーや情報を的確に伝えるための技法や技術を学び、実際に映像作品の制作に挑戦します。特に、地域の中から自分たちが伝えたい情報を見つけ、それを映像で表現してみることで、映像メディアを社会や地域で活用する方法について研究します。