尚絅学院大学

人文社会学類 地域実践領域

育成する人材像

幅広い学問分野から地域社会の魅力や課題を多角的につかみ、課題解決に有効な戦略を立て、持続可能な地域づくりに実践的に貢献できる人を育成します。

学びの特徴

地域コミュニティの形成

地域社会学をベースに地域コミュニティについて理解し、その上で生きがいにあふれ、災害に強い地域づくりを目指します。課外実習やゼミ活動では、コミュニティ形成を通じて自治体や地域住民とともに地域課題の解決に挑みます。

地域の経済と産業

経済学・経営学をベースに地域問題の発生原因とメカニズムを捉え、地域の資源や魅力を活かした地域戦略を探求します。データから地域の姿を分析する力をつけ、連携協定を結ぶ自治体や企業と一緒に持続可能な地域経済・産業づくりを考えることができます。

地域の歴史や文化

歴史学や民俗学をベースに歴史や文化から地域の形成過程や魅力をつかみ、文化資源を生かした豊かなまちづくりや、観光資源として活用する方策を探求します。ゼミや実習を通して、長年地域で培われてきた知識を活かしたまちづくりを考えることができます。

たとえばこんな授業があります

地域経済論
なぜ地方から人が流出し経済が衰退しているのでしょう?この謎を経済学から考えます。
地域データ分析
地域産業の姿をオープンデータから分析し、課題を見出し解決策を提示する力をつけます。
地域エネルギー論
再エネを起点に、活気あふれ人を呼び込むことに成功している地域があります。その秘訣を探ります。
地域実践論
地域に関わる教員で構成し、地域社会に関する理解と地域活動の多様な実践事例について学びます。
地域実践実習
仙台市や本学と協定を結んでいる名取市、川崎町などで地域活動を実際に体験します。
生涯学習論
地元公民館や全国各地で行われている生涯学習の実際から、それを担う仕事・資格を探ります。

高木
ゼミ
地域コミュニティが抱える課題について考察します

少子高齢化、人口減少に伴い、地域社会やコミュニティは空き家や買い物難民、孤立化など様々な課題を抱えています。ゼミでは文献調査やフィールドワーク、聞き取り調査を通じて、われわれの生活する地域コミュニティが抱える課題について考えます。