Message学類長からのメッセージ
皆さんは、大学を高校までの勉強よりもさらに難しいことを学ぶ場だと考えているでしょう。確かに大学には「高い教養と専門的能力を培う」社会的責務があります。しかし、高校までの学問が「与えられる・教わる」学びであったのに対して、大学は「主体的・能動的な」学び、つまり自らが学びたいことを学ぶ場である、ということこそが重要です。勉強をもっと追求できることはもちろんですが、これまでとは異なることを学ぶこともできるのです。学びたいことを学べる場所、それこそが大学なのです。
人文社会学類には、公共・現代社会/地域共生/国際文化/メディア文化という4つの学問領域があります。ここでは、皆さんの得意な科目をさらに学べるだけではなく、皆さんの身近にあることや、普段から気になっていることが、学問の世界につながっているかもしれません。政治・経済、法律、外国語、数学などに限らず、スポーツやアニメ、音楽、ファッションなども、大学では学びになるのです。
本学では、アドバイザー教員が常に伴走者となり、入学から卒業まで、皆さんの好きな学びをしっかりとサポートしていきます。4年間の学びを通じて、地域社会や国際社会で活かせる力をじっくりと育てていきましょう。

中山 悟視 教授