【教員紹介】菊池哲彦先生
2021/10/21
自己紹介
菊池哲彦(きくち あきひろ)です。菊池哲彦の池はさんずいです!! 宮崎県宮崎市で20年過ごしたあと、東京都杉並区で20年生活し、それから現在まで宮城県仙台市で暮らしています。日本列島を北上してきました。
専門は、社会学、都市研究、メディア研究になります。大学では「情報文化論」「メディア論」「出版文化論」「ビジュアルカルチャー論」「写真論」などの授業を担当しています。
研究内容
社会のリアリティと映像メディアの歴史的関係を分析するのが自分の研究テーマです。写真術が生まれた19世紀から20世紀初めまでのフランス社会を対象として研究していますが、SNSの普及によって現代社会で大きな比重を占めるようになった「映像コミュニケーション」も「自撮り」などに注目して研究しています。
学生のみなさんへのメッセージ
さまざまなテクノロジーの発展によって、自分の関心のある情報にピンポイントでアクセスできる環境が私たちの生きている現代社会です。それは便利ではありますが、「自分の関心のある情報」以外の情報に接することなく生きていける、とても「狭い」社会です。大学で学ぶからには、「自分の関心のある情報」を積極的に「見て」ほしいと思います。まわりの世界や他者をよく見て関心を持ってみてください。そこから、思いのほか「豊かな」世界を「知る」ことができるでしょう。