【教員紹介】松田道雄先生
2021/09/08
自己紹介
松田道雄(まつだみちお)です。山形県山形市出身です。生涯学習や地域づくりなどに関わる具体的実践のプロセスを支援しています。大学では、社会教育主事・社会教育士の資格課程に関わる科目「生涯学習論」「社会教育計画論」「地域活動論」「地域活動実習」などを担当しています。写真で私が手にしている何気なく見えるせんべいは、大衡(おおひら)村の特産品づくりとして、村の米を使って試作を重ねているせんべいです。
研究内容
私は、社会人大学院生として駄菓子屋を研究し、その成果を『駄菓子屋楽校』(新評論)にまとめ、同時にその意義を現代社会に活かす試みとして、だがしや楽校と名づけた活動を始めました(『だがしや楽校のススメ』共著、創童舎、など)。だがしや楽校は、全国各地で行われています。そのように、さまざまな人々や団体と、自分たちの課題などに対して、アイデアを考え、活動をつくり出す実践研究を行っています。66将棋も事例の一つです。関心ある方は検索してみてください。
ゼミで取り組んでいること
昨年度、コロナ禍でオンライン授業になったことを活かして、ゼミ生が長野県シニア大学生(60代を中心にした方々)とオンラインで会話交流の実験を行いました。そこでお互いに心がけたのは、平等な会話(略して等話)です。その成果を『等話(とうわ)』(新評論)にまとめ、次学年のゼミ生も学び活動を広げています。多世代交流をしたいという学生たちはMetというグループをつくり、現在、東京の荒川コミュニティカレッジとオンライン交流会を開くうちあわせを自主的に重ねています。