【授業紹介】チャレンジ言語A ~ギリシャ語入門速習~(8/16更新)
2020/08/13
チャレンジ言語Aについて
<科目名>
チャレンジ言語A ~ギリシャ語入門速習~
Greek Grammar of the New Testament
人文社会学類 1年前期
ギリシャ語入門速習は履修者4名の少数精鋭クラスでした。履修者は、教科書の他にワークブックなどを用いて、アルファベット、アクセント、語尾変化などの古典ギリシャ語文法入門のための初歩的基礎知識に触れ、ギリシャ語の音読や簡単な文章の和訳ができるようになりました。またギリシャ語を学ぶ中で、英単語にはphenomenaやrhythmなど、古典語の語尾変化や綴りがそのまま残されているものが沢山あって、それまで難解だった幾つかの英単語の綴りが、決して不合理なものではなかったことに気づかされるという発見もありました。
( 担当教員 今井誠二)
最終授業の感想から
今年のチャレンジ言語Aは、1年生と3年生 からなる混成4名の少数精鋭クラスでした。前期だけのクラスなのでギリシャ語入門書の途中で終わってしまいますが、今年はなんとか未完了形(過去形)までたどり着きました。
「難しかったけど、楽しかった」(最終授業Chatから)
チャレンジ言語Aでは、パソコンの画面越しにみんなで一緒に発声しながらギリシャ語文法を覚えます。毎回新しい語尾変化が出て来るので、大変だったと思いますが、今年は脱落者がおらず、みんな真面目にリモート授業に参加し、ギリシャ語特有の発音やリズム、英語を始めとする現代語に残されている古典語の綴りの由来について学びました。
マルチリンガルを目指す人など、古典語を学ぶと現代語の語根がわかるので、語彙を広げるのに大変役立ちます。是非チャレンジしてください。