尚絅学院大学

公共社会学専攻 カリキュラム

到達目標

公共社会学専攻の到達目標は、以下の能力を身につけることです。

  1. 公共的諸課題を発見し、総合的かつ分析的に問題を把握する能力
  2. 社会学、環境学、経済学、経営学、教育学、文化人類学などの分野横断的な社会科学的知識の修得とそれらを活用する能力
  3. 社会調査法を修得し、質的及び量的な資料を収集し、エビデンスに基づいて分析する能力
  4. 多様な他者とコミュニケーションし、協働できる能力
  5. 社会科学的な学問的知見とエビデンスに裏付けられた具体的な課題解決策を提示しうる能力

社会学を市民社会との対話をはかる開かれた公共社会学

学びのイメージ

カリキュラムの考え方

必修科目及び選択科目は、それぞれ主に理論的・総論的視角を学ぶ特論と、主に方法論的視角と各論的トピックスを学ぶ演習から構成しています。

  1. 必修科目の公共社会学特論および公共社会学演習Ⅰ・Ⅱでは、分野横断的な5つの基本的視角(社会的格差、ジェンダー、産業・労働、環境、市民社会)と基盤的な知識を修得します。
  2. 選択科目の特論科目では、各ディシプリンの専門性・体系性を重視し、研究関心を深堀りするために、環境、地域、教育・文化、経済・経営を焦点とする科目群を配置しています。
  3. 選択科目の演習科目は方法論的視角と各論的トピックスを学び、課題解決志向的な研究方法を修得し、報告・討論を通して、相互批判する力を涵養する科目群を環境、地域、教育・文化、経済・経営を焦点に配置しています。
  4. 社会調査関連科目では、調査計画の立案、仮説の立て方にはじまり、質的・量的データの収集・分析の技法を修得します。
  5. 特別研究では、主教員と複数の副教員からなる複数指導制のもとで、フィールドワークにもとづいて市民社会・地域社会との公共社会学的な対話を実践し、エビデンスに裏付けられた課題解決策を提示する修士論文作成の指導を行います。

カリキュラム

カリキュラム

取得可能な資格

  • 専門社会調査士