【心理学専攻】坪さん(修士2年)の論文が学術誌に掲載されました
2022/01/04
本年も心理学専攻をよろしくお願いいたします。
さて、新年早々おめでたいニュースです。
心理学専攻修士2年の坪望宙さんの論文「良性妬みと悪性妬みを用いた妬みパターンの類型化および自尊感情との関連について;大学生を対象に」がヒューマン・ケア研究に掲載されました。
以下、大学院生の声
心理学専攻修士2年の坪望宙です。
この度、研究論文が受理され大変うれしく思います。私は青年期の妬み感情について関心をもち、卒業論文から修士論文まで一貫して取り組んでいます。
妬みには良性(≒羨み)と悪性(≒嫉妬)の2側面が存在していることがこれまでの研究で明らかにされていましたが、当論文では両者は人の中で背反に存在するだけでなく、混在しうることを実証的に明らかにしました。
内田ゼミに所属して4年近くの年月を過ごしてきました。ゼミは、大学3年生から大学院修士2年生の合同形式で、発表・ディスカッションに際しては、先生はもちろん、ゼミ生の皆さんからの意見も頂きながら研究を進めてきました。学生生活の最終年に学術論文として形を残すことが出来たことに達成感を覚えています。
修士論文では、これに攻撃性という側面を踏まえて研究を進めています。今は締め切りに追われている毎日ですが、より良い論文に仕上がるよう最後まで気を引き締めて取り組みたいと思います。
最後になりますが、この論文を作成するにあたって、多くの方々にご協力いただきました。適切な指導を賜った指導教官の内田先生、一條先生には大変お世話になりました。お忙しい中時間を割いて下さり、ご指導いただいたおかげで最後まで作成することができました。また、調査にご協力いただきました先生方、学生の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
文責:内田