【人文社会学類岡田ゼミ】山形県酒田市大沢地区でゼミ合宿を実施しました
2026/09/19
岡田ゼミでは9月7日から8日にかけて、山形県酒田市大沢地区でゼミ合宿を実施しました。大沢地区でゼミ合宿を実施するのは今年で2回目です。
大沢地区との関わりができたのは2023年。地区で営まれている民俗行事であるさんど小屋(小正月の火祭り)の実施について意見交換するとともに、私が研究してきた小正月の火祭りについてお話させていただいたのがきっかけです。その後2024年7月25日、大沢地区を豪雨災害が襲い、甚大な被害が生じました。発災から2年が経過した現在でも、大沢地区は復興の途上にあります。東日本大震災を経験した宮城県名取市にある大学で学ぶ私たちにできることはないか考え、これまで様々な取り組みを行ってきました(下記のリンクを参照してください)。
9月7日、大雨が降りしきるなか、酒田へ向かうこととなりました。不通となる路線もあるなかで大学まで来ることができず欠席となってしまった人もいたのは残念でしたが、私たちは安全第一で細心の注意を払い、酒田まで向かいました。
1時間半遅れとなってしまいましたが、無事、大沢地区へ到着しました。大沢コミュニティセンターでは住民の方々が待ってくださっており、交流会が実施されました。学生たちは大沢地区の特徴・魅力から、被災について、現在の暮らしについてなど、さまざまなお話を伺わせていただきました。
交流会の後、仙台市一番町で開かれたSDGsマルシェで4年生たちが集めた大沢地区へのメッセージボードと「復興せんべい」の売上金を大沢地区へ届けました。メッセージボードは、マルシェで大沢地区のことを伝えるために4年生が作ったポスターとともに、大沢コミュニティセンターに展示していただけることになりました。
大沢地区へ届けたメッセージボード
大沢地区へ届けたメッセージボード
その後学生たちは住民の方のご案内のもと、大沢地区を歩きました。今でも災害の爪痕があちこちに残されていること、被災のために人口が大きく減ってしまったことなど、説明を受けました。日が暮れると、地域のシンボルである山の大文字のライトが点灯したので、みんなで眺めていました。
LEDライトが光る大文字山。翌日みんなで修繕作業をしました
9月8日。2日目はまず、前日に眺めた大文字がある山へと登りました。急斜面を汗まみれになりながら登り、LEDライトの修繕作業のボランティアを行いました。
次に、地域資源であるじゅんさいがとれる、じゅんさい沼へと向かい、じゅんさいの雑草取りボランティアを行いました。学生たちは初めて乗る箱舟を進めるのに悪戦苦闘しながらも、一生懸命雑草を取っていました。
じゅんさい沼の雑草取りボランティアに励む学生たち
ボランティア活動を終えた後は、山居倉庫や鶴岡市の農産物直売所「もんとあ~る」など、庄内地方の農業や地域文化を知ることができる場所を見学した後、宮城へと戻りました。
3年生たちにも、4年生が去年から一年かけて取り組んできたように、大沢地区の力になれる取り組みを考え、実践してもらいます。果たしてどのようになるのでしょうか。教員も引き続き、サポートしていきます。