「チャレンジ言語C(ロシア語)」の授業に母国語話者アレクサンドルさんが来てくれました!
2024/11/16
言葉を知ると、その国を知る
2024年度から開講した新規科目「チャレンジ言語C
「チャレンジ言語C(ロシア語)」は、今年度から始まったばかりの授業です。最初はキリル文字の読み方から始まり、まだ8回目。熱心に学んでいる学生のもとへ、母国語話者のアレクサンドルさんが助けに来てくれました。
自己紹介と会話
アレクサンドルさんは10月から東北大学大学院で学んでいるドイツ人とロシア人のハーフです。まずアレクサンドルさんがロシア語で自己紹介し、学生も準備してきたロシア語で自己紹介をしました(まだ8回目の授業なのによく頑張りました!)。一人一人の自己紹介の内容から会話が広がり、アレクサンドルさんが船でオホーツク海を旅してきた動画を見せてくれたりしながら、楽しく有意義なひと時を過ごすことができました。
なぜ外国語を学ぶのか
アレクサンドルさんは二つの母国語以外に英語や中国語にも堪能で、いま日本語の研鑽に励んでいます。世界中を旅してきて「どこも人々はみな同じ」と感じ、その国を知るには「その国の言葉を知ることが大事」と思うようになったそうです。
本当に世界の美しさを知るためには、「ニュースを見るのを少なくして、より多く旅すること」を勧めていました。
その時、本物に出会うからです。また、「一番大事な情報は、身近な人を通して得られる。」とも語っていました。
学生からのきわどい質問にも正直に答えてくれる人柄に、学生も感銘を受けたようです。
授業担当者としては、この日のためにこの授業が開講したのかと思ったほど喜ばしい一日でした。
相互理解を深め、親睦を深め、人々のあいだの和が深まることを祈るばかりです。