【人文社会学類】多文化社会演習 台湾実習報告
2024/09/11
人文社会学類3年生の履修する「多文化社会演習」(来年度からは「東アジア文化演習」)では、履修生が韓国か台湾のどちらかを選択し、事前学習をした上で、夏期に現地実習を行います。
台湾実習は、本学の協定校である台中の弘光科技大学を拠点に行います。なお、この授業とは別に、「弘光科技大学サマープログラム」でも本学学生が毎年お世話になっています。
※弘光科技大短期サマープログラムについて
https://www.shokei.jp/institution/international/short/taiwan.html
この「多文化社会演習」の台湾実習では、8月21日から31日まで10日間弘光科技大の皆さんとの交流プレゼンテーション、大学内ツアー、タピオカミルクティー作り、台湾デザート作り、日月潭訪問、国立台湾歴史博物館(台南)訪問、インタビュー調査(調査学習)、街歩き、懇親会など多彩な交流活動をしました。また31日から9月4日までは台北に滞在しました。昨年度に続き2回目の実施です。
※昨年度の実習についてはこちら
https://www.shokei.jp/faculty/humanities/information/detail.php?p=127
同関連コラム
https://www.shokei.jp/faculty/humanities/information/detail.php?p=123
【写真1】高美湿地での一コマ
今年は昨年よりも、少しだけ長く滞在できたこともあり、「街歩き」などをしながらじっくりと台湾の人々の暮らしに触れることができました。
【写真2】台南の街を歩く
弘光科技大の学生の親切さは毎年変わりません。今年もとてもよくしていただきました。
【写真3】台中最後の夜に乾杯!!
また、台北では、昨年同様キリスト教系の老人ケアセンターである玉蘭荘を訪問し、植民地期に日本語で教育を受けた世代との交流も行いました。今年はみなで「折り鶴」を作ってみました。自分でつくることはできても、改めて人に説明するのは難しい・・・のを実感したようです。ただ、こうした活動の時間も含め、90年以上大変な荒波の中を生きてきた方々といろいろとおしゃべりをしたりして、学生たちは多くのことを学んだようです。
【写真4】玉蘭荘での交流
その他、受講生の希望に沿って、迪化街や西門町、永康街、九份、台湾博物館鉄道部、故宮博物館、天母野球場、台北市立動物園などを訪れました。実習の終盤になると、みな台湾にも随分と慣れ、自分で買い物するといったことは普通に行えるようになりました。
現地でのインタビューで得たデータを活かして報告書をまとめることはもちろんですが、この2週間の経験を今後の学習や人生に大いに活かしてほしいと思います。彼らにとって非常に濃密な時間だったことは、学生の感想からも伺えます。学生自身の日々のレポートは、本学SIPS(Staff & Student Initiative for Promoting Study Abroad)のInstagramに掲載されています。
https://www.instagram.com/shokei_sips/
上記SIPS のインスタには、ほぼ同時期に行われた多文化社会演習の韓国実習、オーストラリア短期留学、少し前に行われた台湾短期留学(上記の弘光科技大サマープログラム)の記事も掲載されています。大学で国際交流をしてみたい!異文化に触れたい!という方はぜひご参照ください
【写真5】台湾博物館鉄道部 まるで列車内⁉