【人文社会学類】 人文社会学類の学生10名が「みやぎSDGsアンバサダー」に!!
2024/05/16
皆さんは「みやぎSDGsアンバサダー」育成プログラムを知っていますか?
この春に100名を突破した「みやぎSDGsアンバサダー」。そのうち10名は人文社会学類の学生です。
河北新報社が運営する「みやぎSDGsFarm」
国連が提唱するSDGs(持続可能な開発目標)は、すべての人々にとってよりよい、より持続可能な未来を築くための青写真です。生きづらさや貧困、不平等、気候変動、環境劣化、繁栄、平和と公正など、私たちが直面する身近な問題からグローバルな諸課題の解決を目指しています。目標達成の2030年までの折り返し点を迎え、地域での具体的な取り組みが求められています。
そこで、2021年から河北新報社は、宮城県内の企業や個人が連携し、より豊かな地域づくりを目指すプロジェクトを始めました。それが「みやぎSDGsFarm」です。2021年から2024年3月までに、基幹プログラム「みやぎSDGs塾」を修了した100名が「みやぎSDGsアンバサダー」として認定され、それぞれのフィールドで活躍しています。
このプログラムの良い点のひとつは、SDGsを共通理念として様々な立場の人が対話し、交流することです。世代や仕事の枠を超えて、互いをリスペクトしながら、今日よりちよっといい明日に向けて、できることを共に考える、影響しあっている姿に私はいつも感銘を受けています。
「みやぎSDGsFarm」に関する情報は、下記リンクを参照してください。
みやぎSDGsFarm | 河北新報社 (kahoku.co.jp)
「みやぎSDGsアンバサダー」の学生たち
みやぎSDGsアンバサダーとしてJUMP!!
学生たちは「みやぎSDGs塾」開始当初から2名ずつ参加し、今春までに10名が「みやぎSDGsアンバサダー」に認定されました。参加学生は企業の方々と共に研修を受け、グループワークやプレゼンを経験しました。日頃、接することがない方々との交流は、刺激的でクリエイティブなものだったようです。
すでに5名が卒業し社会人として活躍しています。ここでは、卒業生、在校生の活躍を一部紹介します。
2023年3月に卒業した佐藤さんは、長町秋のフェスティバルにおいて地域の中学校・高校・大学が協働で取り組んだ「Nスコーレ 子どもたち集まれ!!」の実行委員として活躍しました。
2024年3月に卒業した中川さんは、参加企業である学研スタディエあすなろ学院さんと連携し、チョコレートを通してエシカル消費、フェアトレードを学ぶSDGsワークショップを実施しました。
2024年3月に卒業した菅井さんは、「第5回大学生と考えるSDGs」学生実行委員会委員長として、「男性も女性も育休の時代に」というテーマでセミナーとワークショップを実施し、大学生と社会人の交流の場を創出しました。
在校生の遠藤さん、橋浦さん、小宮山さん、大沼さんは気候変動の影響を強く受けているキリバス共和国の若者たちと交流、またキリバスの状況と気候変動について多くの方に知ってもらうために、「SENDAI SDGsWeek」「ゆりが丘公民館まつり」「MELON フェスタ」「SDGsマルシェ」など多くの場で情報発信をしました。
このプログラムで学生たちはSDGsを自分事とし、社会とどう関わっていくかを「私のSDGs活動宣言」としてまとめました。これらは河北新報に掲載され、河北新報の「みやぎSDGsFarm」サイトでもご覧いただけます。
大学での学びをベースにして、様々な活動に取り組んでいる学生は、まさに地域や社会を元気にする人材です。
尚絅生として、「みやぎSDGsアンバサダー」として、MissionとPassionを胸に、「今日より、ちよっといい、明日へ。」Jimp!
参加者の「私のSDGs活動宣言」は、こちらのリンクよりご覧いただけます。
みやぎSDGsFarm | 河北新報社 (kahoku.co.jp)
在学生のJump!!がこちらの動画でご覧いただけます。
みやぎSDGsFarm 「みやぎSDGsアンバサダー」100人突破記念~「今日より、ちょっといい、明日へ。」Jump! (youtube.com)
文責: 人文社会学類 渡邊千恵子
南三陸杉で作られた 「みやぎSDGsFarm」認定証