尚絅学院大学

本学類の3年生向けの授業「多文化社会演習（＝東アジア文化演習）」の韓国実習を4年ぶりに実施しました。8/15-22の8日間、ソウルと大田（テジョン）で行った実習には3年生9名と引率2名の合計11名が参加しました。現地では、韓国学生との交流、調査学習の現地調査、韓国文化体験などの活動をしました。

実習の前半は、大田（テジョン）で過ごしました。協定校の培材（ペジェ）大学の学生さんと、プレゼンテーション、遊び、インタビュー調査（調査学習）、夕食懇談会を通して、多彩な交流活動を展開しました。本学の学生たちは、プレゼンテーションとして、仙台と本学の紹介をはじめ、お勧めのアニメ、ドラマ、音楽について発表しましたが、時折クイズを混ぜながら韓国学生の参加を積極的に引き出していました。遊びとしては、ジブリのかるたを準備しており、本番はとても白熱して盛り上がりました。同年代の現地学生との触れ合いを通じて、相手と自分のことについての新たな気づきが多く生まれた貴重な経験となりました。大田（テジョン）の観光ツアーにも参加しており、天然記念物センターを見学し、餅づくりとスキンケア―も体験しました。

実習の後半は、ソウルで過ごしました。ソウルの白石（ぺクソク）芸術大学の学生さんと一緒に弘大（ホンデ）周辺と江南（カンナム）を訪れ、韓国の若者文化や流行を肌で感じることができました。また、国立中央博物館とキムチ博物館（MUSEUM KIMCHIKAN）を見学し、韓国の歴史と食文化についての学びを深めました。韓国の伝統衣装である韓服（ハンボク）を着る体験や漢江（ハンガン）公園で見た月光レインボー噴水は忘れられない思い出になったのではないでしょうか。

暑い中、ソウルと大田（テジョン）間の移動もあり、体力的にも大変だったと思いますが、本学の学生たちは現地学生との交流にも現地の文化体験にも非常に積極的に参加しており、真剣な眼差しで楽しんでいる様子が印象的でした。

今回の韓国実習及び調査学習の成果については、後期授業でしっかりと振り返りをし、成果報告会、報告書の発行を通じて学内外に発信していく予定です。ホームページでも配信しますので、お楽しみに！