會澤先生のアメリカ留学のススメ2(會澤まりえ先生)
2022/12/09
會澤まりえ先生がアメリカへの留学について解説します。2回目は、尚絅学院大学が提携しているジャドソン大学について解説しています。
アメリカの大学
ジャドソン大学キャンパス(同大学Webより)
高校までは自宅から通学するというのが主流ですが、大学生になると大学構内や周辺の寮に住むというのが基本的スタイルのようです。ここでは筆者が仕事で数回訪れた本学の協定校であるキリスト教バプテスト系のジャドソン大学(Judson University)について述べていくことにします。イリノイ州エルジン市にあるジャドソン大学は、創立1963年の男女共学四年制大学です。規模的には本学と似ており、男女比もほぼ半々で約30カ国からの留学生を受け入れています。
同大学の専攻領域数は、ビジネス、コミュニケーション、スポーツサイエンス、建築、教育、心理学、音楽、社会学、法学、科学、聖書学等の60領域とかなり多く、学期は8月下旬から6月までとなっています。授業は曜日によって若干異なり月水金が50分、火木が1時間で学生は週平均5科目くらいを履修しているとのことでした。尚、カリキュラムや授業実施体制は、その年度によって変更されることがありますので、留学する際にはその年度のカリキュラムや授業実施体制を確認することをお勧めします。
ジャドソン大学の魅力
ジャドソン大学キャンパス(同大学Webより)
本学と同じキリスト教系大学なのでキャンパス内には美しいチャペルがあり、1セメスターに週3回、計約40回の礼拝があり、内25回は学生の出席が義務づけられていました。また、授業の始まりには教員・学生共々お祈りをして心をしずめてから授業を行う姿は印象的でした。
学生寮はキャンパス内に数カ所あり、寮の一部屋には2〜3名の学生がルームメイトとして一緒に暮らしていました。ラウンジ、ランドリールーム、TVルーム、プレイルーム、冷蔵庫等は共有スペースになっているようです。
ジャドソン大学の大きな魅力は、キャンパスの美しさといえるでしょう。緑が豊かでキャンパスのほとりには川が流れています。体育館やトレーニングジムも充実しており、スポーツは盛んだそうです。ウィークデーはしっかり勉学に励むことができるよう図書館は夜12時まで開館しています。ウィークエンドは友人同士で街中にショッピングに出かけたりするなど好きなことをして過ごしているようでした。
ジャドソン大学へのアクセスは、日本から直行便でシカゴに行き、シカゴオヘアー空港から車で30~40分圏内にキャンパスがあります。尚、ジャドソン大学に留学する際は、英検準1級かTOEFL(550 Paper based)の資格が必要になりますが、留学する時は本学に授業を支払うことで現地での授業料が免除されます。そこも協定大学としての大きなメリットだと思われます。