人間学専攻院生室からのお便り(その3)
2017/08/16
~人間学専攻特別研究の中間発表会が開催されました~
8月1日(火)13:00〜16:00、4-322教室で特別研究中間発表会(第1回)が開催されました。特別研究は修士論文につながるもので、今回の中間発表会では主に研究テーマ、問題の所在、先行研究、進捗状況などが発表され、修士論文のアウトライン作成に役立つものになっています。
(発表風景)
予定では質疑応答の時間を含め発表時間は15分間でしたが、先生方から多くのご助言をいただき、また院生からの質問や意見も数々あり、全体の予定時間を一時間越えて無事終了しました。発表時間に関係なく、問題になることをとことん突き詰めていく感じをもちました。私も数々の問題点を把握することができ、今後の研究方向を修正するための大変貴重な時間となりました。心地よい疲れも感じることができました。
(発表後の記念撮影)
私の研究テーマは臓器移植に関するもので、その現状について考察しています。修士論文では「いのちは誰のものか」ということを探求していく予定です。研究とは別に、私は皆のために一生懸命頑張ることが好きでボランティア活動をしています。大学ではオープンキャンパススタッフ、大学外では仙台市太白区民祭り、せんだい地球フェスタスタッフのボランティアをしています。ボランティア活動を行うことで自分が気付かなかったことも見えてきますのでボランティア精神を持つことは大切だと思っています。
2017年度前期の授業と試験が終わり夏休みに入っています。大学構内は静けさが感じられるようになりました。今夏は暑かったり涼しすぎたり、濃霧で大学が包まれ別世界にいるような時もあります。自然の変化を感じつつ、この夏休みを利用して私を含め院生は研究テーマに関する参考文献を集中的に読み、毎日頑張っています。
(総合人間科学研究科人間学専攻 院生:今野大樹 コンノ ヒロキ)