人間学専攻院生室からのお便り(その2)
2017/07/07
〜人間学専攻院生室からのお便りを読んでくださっている皆さん、こんにちは〜
5限目の授業も終わり、院生室で静かな夕暮れの時を過ごしています。
院生室の窓からは木々の風景が見られますが、その中でゆっくり過ごしているカモシカも見ることができます。時折、校内放送でクマの出没注意の案内もされますし、グランドでは動物の大きな足跡も可愛らしい小さな足跡も見ながらジョギングすることができます。自然に囲まれた緑豊かな大学です。
(院生室の窓から)
大学院(修士課程)では2年間で30単位以上を取得することになっています。学部生よりも修了単位数が少ないため、より多くの時間を特別研究(修士論文につながる研究です)のための時間に充てることができます。私は前期、週4コマの授業ですので、これに関わる時間を除けばほとんど特別研究で毎日過ごしています。
私の研究は共感に関わるテーマです。卒業論文では共感と同情の比較考察を行いました。現在は、共感と理解、共感と価値観の関係からさらに考察を深めています。
院生同士の日常会話の中でも、授業で取り扱ったテーマや特別研究に関わる内容について何気なく話すことが増えました。研究に関する新たな視点が得られたり、考えさせられる事柄も多々あります。院生室での日々の会話も研究に繋がっていると実感しています。
(夕暮れの素敵な校内です)
自分の研究とは別に、TA(ティーチングアシスタント)をしています。TAでは、授業の資料作成・配布や資料のコピー取り、パソコンやプロジェクターのセッティングなど、授業に関する様々な補助業務でお手伝いをしています。先生の近くでお仕事ができるというのは、発見が多く、得るものも非常に大きいです。
(総合人間科学研究科人間学専攻 院生:寿松木美紗樹 スズキ ミサキ)