管理栄養士として患者さんと向き合うために
人体の構造と機能、疾病の成り立ち|3年次 臨床医学Ⅰ
糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病をはじめ、多くの重要な疾患の治療や予防に栄養管理は極めて重要です。本講義では臨床医学への入門編として、さまざまな疾病発症の病理メカニズムや診断、検査等、栄養士にとって必須の知識を学びます。
対象集団に応じた栄養教育のスキルを養う
栄養教育論|2年次 栄養教育論実習Ⅱ
ライフステージ、ライフスタイルに応じた栄養教育のあり方、方法について学びます。栄養教育の計画、実施、評価のプロセスについて、計画書や教材の作成、ロールプレイングなどを行いながら、実践的な技術を身につけます。
管理栄養士に求められる給食運営能力を養う実習です
給食経営管理論|2年次 給食経営管理実習Ⅰ
児童福祉施設や学校などの給食施設を想定し、100食分の給食計画立案から提供、評価を行う実習授業です。「給食経営管理のPDCAサイクル」に準じた実習を通し、管理栄養士として必要な給食運営能力の基礎や他者とのコミュニケーション能力を養います。
貴方の最も大切な財産であるからだの仕組みを知る
人体の構造と機能、疾病の成り立ち|2年次 解剖生理学Ⅱ
人体を構成する11の器官系がどのような器官および組織からなり、それらがどのように組み立てられ、どのような仕組みで生命活動を支えているのかについて理解を深めます。解剖生理学Ⅰに引き続き、6つの器官系の構造および機能について学びます。
情報の収集、集約、発信方法のスキルを養う
社会環境と健康|1年次 健康栄養情報実習
情報社会の現代、情報を主体的に活用する能力が求められます。本実習では、健康や栄養に関する情報の検索・収集方法、データの集計・解析方法、そして、情報を発信するためのプレゼンテーション方法について、パソコンを用いた実習を通して学びます。
健康な地域社会づくりに必要な知識を学ぶ
社会環境と健康|2年次 公衆衛生学Ⅰ
人間集団の健康を維持して、増進していくための組織的活動について、その理念や仕組みを修得します。統計データなどで現状を理解しながら、組織別や対象者別を意識した保健活動のよりよいあり方を学んでいきます。
食の安全を理解し実験を通じて実践を学ぶ
食べ物と健康|2年次 食品衛生学実験
食の安全性、健全性を守るための実際の手順・方法を実施します。食品製造の環境検査から食品の変質、腐敗、食中毒の防止、添加物の検出、食品の放射能検査、遺伝子組み換え食品の検査までを実践します。
和・洋・中の調理法の基礎を習得する
食べ物と健康|1年次 調理学実習Ⅰ
調理操作および食品の調理特性を考慮し、調理の基礎を学びます。日本料理、西洋料理、中国料理、行事食などの実習を通して、健康的な食事の基礎、食文化、食事作法、食の伝承などを学習します。
食事と健康との関係を科学で理解する
基礎栄養学|2年次 基礎栄養学
健康的な生活を送るためには、身体が適切な栄養状態でなければなりません。健康に繋がる食事のとり方を理解するには、食物に含まれている栄養素の体内での働きを知る必要があります。栄養素の機能や特徴、体内での代謝変換や調節機構を学びます。
食の安全性を理解し、栄養士の実践力に役立てる
食べ物と健康|2年次 食品衛生学
食の安全性や健全性を守るため、飲食による健康障害の発生を予防する知識を学びます。特に、近年の食の安全に関する知識を理解し、栄養士、管理栄養士としての実践に役立てます。また、管理栄養士国家試験にも対応して講義します。
消費者の志向を捉えた新しい食品・メニューを企画・開発
食べ物と健康|3年次 食品開発論
食品開発論は「食生活の多様化の中で、消費者のニーズをとらえ、新しい食品・メニューを企画・開発する過程を、実例紹介の他、実践を含めて学ぶ」がテーマです。経営学と食品学のそれぞれの専門領域の視点から食品開発に必要な知識や課題を提供します。
人間にとって「食べる」とは何か、探究する
栄養教育論|1年次 食生活論
人間にとって「食べる」とはどのようなことかを、食のもつ生理的・精神的・社会的・文化的・教育的機能を中心に学びます。また、食生活の変遷をたどりつつ、現在の食生活が抱える問題点について最新の資料をもとに考えます。
栄養管理に求められる知識、スキルを身につけます
臨床栄養学|3年次 臨床栄養学実習Ⅱ
昨今、病院などの臨床現場において栄養管理を行うことは、治療の一環と位置付けられるようになりました。そうした栄養管理を行うために必要となる栄養評価や栄養療法、各種栄養投与法などに関する実践的な知識やスキルを、実習を通して学びます。
各フィールドでの管理栄養士業務の実践を体験
臨地実習|3年次 臨地実習Ⅰ~Ⅳ
Ⅰ・Ⅱでは主に、給食経営管理や給食の運営に必要な知識や技術を、Ⅲ・Ⅳでは栄養指導を、体験を通して学び、それぞれの施設における栄養管理者としての技術を修得します。実習施設の栄養士と事前の打ち合わせを行い協議の上、可能な範囲で栄養士・管理栄養士の指導の下に実習を行います。