【健康栄養学類】2022挑戦プログラム発表会テーマ紹介①
2022/10/17
今年度から健康栄養学類に設けられた選択科目「挑戦プログラム」。学生が主体となり「食」と「健康」テーマとした課題に取り組んだ成果をポスターにまとめ、10月末まで健康栄養学類(1号館3階エレベータ脇)で掲示しています。
エントリーされた個人・グループ活動9題を3回にわたって紹介します
G1 きくらげ脇役脱却の旅
きくらげの魅力を伝えるため、家庭にある材料で簡単に作れるレシピ集を作成しました。
試作で気づいたコツや工夫を盛り込んだレシピ集とポスターを、8月にイオンモール名取で行ったイベントで多くの方々に見て頂きました。アンケートからきくらげが好きと回答する人が多い一方で、家庭であまり食べられていない現状が分かりました。これまで食べてこなかった方々にも食べて頂けるように、今後も家庭で簡単に作れるレシピの考案やきくらげを広める取り組みを続けていきます。
G2 農園ボランティアと子ども食堂の関わり
子ども食堂と農園ボランティアの関わりということで、子ども食堂の運営も行なっているTEDICのボランティアとしてあかま里山農園に行きました。農園ではブルーベリー畑の雑草取りや芋掘りをさせて頂き、そこで頂いた野菜を使って子ども食堂で提供したい料理を各々考えました。今回はコロナウイルスの影響で直接子どもと関わる機会は叶いませんでしたが、食べ物のありがたさや作ってくださる方への感謝を感じ、貴重な体験をすることが出来ました。
G3 学内の森で見つけた尚絅酵母(仮称)
~パンづくりへの活用を目指した挑戦~
尚絅学院大学の敷地内から、パンづくりに適した酵母をもつ植物の特定を試みました。また、市販のイーストや天然酵母を使用し、パンの試作を行いました。
最初は、400種の採取した植物中1〜2菌株しか酵母が出ないかもしれないと聞いていたため、不安な気持ちでいっぱいでした。しかし、465種の植物から17菌株のパンづくりが可能な酵母を取得することができました。この経験を通して学んだ「挑戦することの楽しさ」を大切にしていきたいです。