油化学セミナー「お菓子と『あぶら』のおいしい化学」開催報告
2020/11/26
チョコレートやクリームなどの『あぶら』をテーマにした、油化学セミナーを本学共催で開催しました。このセミナーは日本油化学会関東支部主催の市民公開講座です。
イオンモール名取にある、地域連携交流プラザにて11月7日から14日に開催しました。油脂を専門に研究している大学や企業の研究者をお招きして、ポスター展示やZoomウェビナーを使った講演会で『あぶら』について解説いただきました。
ポスター展示
11月14日の講演会では、第一部では株式会社ロッテ中央研究所の菅野 範氏より、カカオの生産とチョコレートの製造方法から、チョコレートと乳酸菌の関係まで、豊富な写真でわかりやすく解説していただきました。
第二部は展示ポスターの解説でした。東北大学の伊藤 隼哉 氏から『あぶら』の種類や構造について、東京フード株式会社 路川 聡一 氏からはチョコレートに重要な油脂の結晶やテンパリング方法について、株式会社ADEKA 田村 岳文 氏からはクリームに大切な乳化やクリームの泡立て方のコツについてのお話をいただきました。
講演会は関係者のみ会場参加となりました
新型コロナ感染拡大の影響を考え、急遽ウェビナーのみの開催となりましたが、参加者の皆様にたくさんのご質問いただき盛り上げていただきました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
令和2年度第二回油化学セミナー世話人
尚絅学院大学 健康栄養学類 木村ふみ子
会場にお越しいただけなかったのは残念!