【教職課程センター】子供と共に学び続ける教師を目指して(3)
2021/04/10
「教育という営みほど,奥深く,深遠なものはない。それは,その帰結するところが人間教育そのものだからである。」という言葉があります。
教師の道を歩み出した卒業生の皆さんには,この言葉を胸に子供と共に学び続け,成長する教師であってほしいと願います。期待しています。
富谷市立日吉台小学校 竹内 優季 先生
私は,教員になるにあたっての抱負が三つあります。
一つは,子供たちとの信頼関係を築くことです。子供たち一人一人について理解することや,子供と関わる時間を大切にすること,子供のことを先生方や保護者の方々と共有することなどを心掛けたいです。
二つ目は,学級や学校の経営についてしっかり学び,実践できるようになることです。先生方から積極的に学び,自分の実践に生かすことや,学校で起こる様々な事態を想定し,その対応力を身に付けることを心掛けたいです。
三つ目は,時間を大切にし,できるだけ効率よく仕事を進めることです。自分のやるべき仕事や提出期限をしっかりと把握し,どのように進めていけば良いのかを考えた上で計画を立てていきたいです。
そして,体調管理やストレスを溜め込まないことなどに留意し,「学び続ける教師」としてこれからの教員生活を送っていきたいです。
白石市立大平小学校 嶋津 わかな 先生
私は,次の三つのことに気を付けて,教師生活一年目を過ごしていきたいと思います。
一つは,「約束を守ること」です。約束には期限を守ることだけでなく,言葉に責任をもつことも意味に含まれます。約束を守ることが信頼につながるので,本当に気を付けて行きたいと思います。
二つ目は,「素直になること」です。素直,前向き,有言実行の人はどこに行っても愛されると思います。私はそういった人にあこがれるし,自分もそうありたいと思うため,特に素直さを忘れずに過ごしたいと思います。
三つ目は,「周りをみること」です。私は,気持ちに余裕がなくなると視野が狭くなりがちです。教師として,一日一日を計画的に過ごし,周りの様子をよく見て感じ取る余裕を持ち,子供たちをはじめこれから出会う人たちを大切にしたいと思います。
教師になることに不安がありますが,私を応援してくださる人たちの期待に応えられるような1年にしていきたいと思います。
川崎町立川崎小学校 山田 優花 先生
私は,たくさんの人と出会うことができる職業だと思い,小学校教員になりたいと思いました。夢だった教員という立場になることに大きな希望を抱いています。
子供たちが「楽しい」「学校に行きたい」と思えるようなクラスになるよう,自分自身もより一層成長していきたいと思っています。子供たちがそう思うことができるように,常に子供の味方でいたいと思います。
大学在学中は,子供たちとたくさんふれあってきました。その経験から私なりに学んだことは,「子供たちの夢をしぼませてしまうのは,いつも大人である」ということです。どんなに難しい夢でも「頑張れ」「あきらめないでやってみなさい」と言える教員であり,子供たちの味方でありたいと思います。
そして,たくさんの子供,その保護者,先生方,地域の方々との出会いを大切にしながら教員生活を楽しみたいと思います。
東松島市立宮野森小学校 小玉 健斗 先生
教員になるにあたって,二つの抱負があります。 一つは,子供たちが居心地の良いと思える環境をつくること,二つ目は授業で勝負できるようになることです。
これらを実現させるために,自分自身が前向きで明るい気持ちをもち続けること,子供たちの話をたくさん聴くこと,元気な挨拶をすることなど,1年目らしいフレッシュさをどんどん出していきたいと考えています。
また,先輩の先生方とも積極的に関わり,たくさんのアドバイスをいただきながら,授業の準備や工夫など,多くの指導方法や技術を身に付けていきたいです。子供たちはもちろん,保護者の方々,地域の方々,先生方などからの信頼を得られるように,日々貪欲に成長を続けていきたいと思っています。
私は中学生の頃から,教員になるために勉強を続けてきました。環境にも人にも恵まれ,多くの支えがあってここまでたどり着くことができました。コロナ禍で多くの人が苦しい状況ですが,これまでの繋がり,そしてこれからの繋がりを大切にしつつ,教員として大きくなっていきたいと思っています。目標は,多くの人の記憶に残ることです!(もちろんよい意味で)。