尚絅学院大学

こんにちは。臨床心理相談室　事務員の加藤です。

まだまだ寒い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 

今月のティクバ便りは私が担当させていただくのですが、最初に皆さまからご連絡を受ける立場として、
今回はこれから相談室を利用しようか迷っている方、利用したいがどんな場所なのか不安な方に向けて、少しでも皆さまの不安が減り連絡しやすくなるようなお話ができればと思います。

相談室に電話を掛ける時、皆さまはどのような気持ちでしょうか。

初めての場所に電話を掛ける時、ちゃんと対応してくれるのかなど様々な不安があるかと思います。
ましてや辛くて動けないとき、電話してSOSを出すことはハードルが高く感じるかもしれません。調子が優れないときに何かをしようとするのはとてもエネルギーがいることだと思います。

ですが、私たちスタッフはいつでも皆さまのご連絡をお待ちしています。相談室を訪れてみることも、一度立ち止まって一息つく、いいきっかけになるかもしれません。また、不安を誰かに話す、口に出すことで、気持ちが晴れることもあります。
話すことで漠然とした考えが整理されたり、気持ちがふっと軽くなることもあります。

特に、年度が変わるこれからの季節は、新生活が始まる方も多いと思います。進学、就職、引っ越しなど大きな変化があると、頑張りすぎて体調を崩してしまったり、新しい人間関係に中々慣れず、疲れてしまうこともあると思います。
そういった時にも、ぜひ当相談室を使っていただけたらと思います。

私は当相談室に勤務してもう少しで1年になりますが、日々相談者様の気持ちに寄り添った対応とはどういうものだろうと考えながら過ごしています。うまくいくこともあれば、あまりうまくいかないこともありますが、自分が皆さまの立場だったらどう感じるか、考えを巡らせて勉強を続ける日々です。

まだまだ未熟者ではありますが、当相談室が皆さまにとって安心してお話できる場所となるように、これからも励んでいきたいと思います。

最後に、当相談室は豊かな自然に囲まれた場所にあります。今はまだ残雪が目に付くような寒々とした景色ですが、寒さの中にも春の気配が感じられるようになっています。学内も段々と春らしくなっていくでしょう。

相談室にお越しの際は、ぜひ、尚絅の豊かな自然にも目を向けてみてはどうでしょうか。
ゆっくり深呼吸してみると気持ちが少し、すっきりするかもしれません。

また、当相談室ではオンラインでの面接も行っております。交通の便が悪い方、感染の不安がある方はオンラインでの面接もできますので、ご相談ください。

コロナ禍で何かと息苦しい世の中ですが、こんなご時世だからこそ、利用していただければと思います。
我々スタッフ一同、心よりお待ちしております。