【国際交流】大連理工大学(中国) 長期留学報告⑤
2018/02/05
中国大連の大連理工大学に留学している首藤加奈さんからの留学報告の第5弾!
今回は大迫力の“学生行事”に参加した首藤さんの様子をご覧ください!
【首藤さんからの報告】
12月初めに、全学生参加の「岚峰杯」というものが行われました。最初は、学生が学科ごとに出し物をする、と聞いていたので、文化祭のようなものを想像していました。
しかし、始まった瞬間思わず息を飲んでしまう程の盛り上がりに驚きました。歌、民族舞踏、群舞、劇…、それぞれが素人の学生とは思えない迫力でした。
友人に聞いたところ、この大会で優秀な成績を残すとその学部への援助や、学生の成績にプラス評価が与えられるので、早いチームはなんと1年前から準備を始めるそうです。
皆さんの一糸乱れぬパフォーマンスを見て、その努力がひしひしと伝わってきました。
また、長い歴史を持つ理工大の功労者を讃える内容や、有名な昔話の一つ「西遊記」を
イメージした群舞、少数民族の伝統的な踊りなど、様々な文化、歴史を知ることが出来ました。
「岚峰杯」は留学生には告知されていなかったので、この大会があること、前日のリハーサルならチケットなしで観劇できる事を教えてくれた友人に感謝しています。
チケットは朝の5時から並ぶ程の人気ぶりでした。
岚峰杯の様子
最近は友人とのメールからも中国語を学んでいます。時々、発音は同じものの漢字が異なることがあります。方言なのか、若者言葉なのか、と様々な角度からお話していくうちに、より中国語に興味が深まりました。
クラスメイトは、とある八百屋さんの発音が、本来「4(スー)块」のところ「10(シー)块」で発音していてびっくりしたと話していました。
また、広東出身の友人は、 「何?」という意味の「什么(シェンマ)」を時々「メイメイ?」と言うそうです。方言は本当に奥が深いです。 (文:表現文化学科4年 首藤加奈)