【国際交流】大連理工大学(中国) 長期留学報告④
2018/01/13
中国大連の大連理工大学に留学している、首藤加奈さんからの留学報告の第4弾!
今回はスピーチコンテストや文化体験会に参加した首藤さんの様子をご覧ください!
【首藤さんからの報告】
こんにちは。12月に入り、こちらは雨や雪が極めて少ないと聞いていたのですが、先日雪が降りました。仙台も雪が降ったと聞き、冬の到来と年の瀬が近づいて来たのだな、と感じております。
今回は11月中旬から下旬までの留学生活についてご報告致します。
11月半ばには留学生のスピーチコンテスト「国际学生汉語演讲比賽」が行われました。
中国語のレベルが初級3~中級1、2までの学生がクラスから2人ずつ選出され、発表します。司会進行を務めるのも留学生です。長年留学をしている方もいれば、まだ数カ月という方もいますが、皆さんのその語学力に驚きました。
それぞれのスピーチはとてもユーモアに溢れていて、出だしの話し方や話の強弱のつけ方、表情など大変勉強になりました。
また、皆さんが共通して話していたことが「最初は全く話せず、聞き取れなかったが、今では確実に進歩した。」ということです。
それを聞いて、「みんな最初は同じなのだから、周りと比べて焦らずに自身の勉強を頑張ろう」と決意を新たにしました。
私の在籍するクラスでは中国の民謡を発表しました。練習時間も少なかったため緊張しましたが、歌い終わった後、クラスメイトとの距離が近くなったように感じました。やはりみんなで何かをやり遂げることは素敵だなと思いました。
スピーチコンテストに参加した学生たち
11月末には、学生会の方の主催で中国文化体験会が開かれました。書道や扇子の絵付け、茶道や空手など様々な体験、披露が行われました。私も、伝統的な楽器「二胡」を弾かせていただきました。弦を押さえる指の位置や力加減、弾く側の力加減と早さで音階が変わるそうで、慣れるまでとても難しかったです。成功したときには、二胡特有のあたたかな音に癒されました。
二胡を弾く首藤さん
日本語学部の学生さんの他にも、建築学部の学生さんも参加しており、日本語で話しかけていただいたり、中国語でお話ししたり、とても楽しい交流となりました。中には「日本語はまだ話せないんだけど、本当に日本文化に興味があるんだ!」と一生懸命に話してくれた方もいて、とても感銘を受けました。
私も日本文化を紹介するならば、どんな表現をして、どのように楽しんでもらうか、ということを考えたひと時でした。このような交流をきっかけに、中国人の友人が増えました。また、より互いの国の友好を深めていければと感じました。 (文:表現文化学科4年 首藤加奈)
スピーチコンテストや異文化体験、国際交流と様々なことにチャレンジしていますね!
次回は大連理工大学の文化祭「岚峰杯」の様子をお届けします。