【国際交流】2016年 夏期研修の報告会を実施しました ~韓国・台湾・シアトル~
2017/02/21
2016年の8月から9月にかけて、韓国、台湾、シアトルでそれぞれ実施した夏期研修。その研修の参加者による報告会を行いました。台湾とシアトルの研修報告会は10月14日に行われ、韓国研修報告会は11月1日、2日、4日の3回に分けて行われました。
台湾サマープログラム 報告会
2016年8月7日から21日にかけて、台湾の協定校 弘光科技大学で行われたサマープログラム。尚絅学院大学からは3名の学生が参加し、基礎中国語の学習や文化体験、世界各国から集まった学生との交流をしました。
学生たちの発表のテーマは、それぞれ「言語」や「台湾の風土・文化」、「異文化交流について」など。言語をテーマにした発表では、クイズ形式で、日本語と中国語、さらに台湾で用いられる繁体字で漢字表記の違いを紹介しました。
また食文化の発表では、実際に見て、触れて、味わった台湾料理の数々の紹介があり、匂いや味、オススメの料理の紹介などに報告会の参加者も興味津々です。
シアトル語学研修 報告会
アメリカのシアトルで、9月3日から18日にかけて行われた語学研修には、9名の学生が参加しました。半日語学学校で各国の学生と一緒に英語を学び、残りの半日は街に繰り出し、「テーマ別研修」や引率のサム・マーチ―先生からのお題にチャレンジする「シアトルまでイッテQ」に取り組みました。
報告会では、ほとんどの学生が「テーマ別研修」について発表しました。そのテーマは、日米の食文化の比較や、スポーツを観戦するファンの応援について、アメリカのおもちゃ屋さんの子ども観、ホームレスや人種差別について…など非常に多様なものでした。
発表した学生の学科や学年が様々なこともあり、幅広い角度から異文化理解を考えることができる報告会となりました。
韓国サマースクール 報告会
韓国の協定校 培材(ペジェ)大学で行われたサマースクールには、9名の学生が参加しました。7月30日~8月19日の研修では、レベル別の韓国語や韓国文化の学習に加えて、フィールドワーク、培材大学の学生や世界各国から集まった学生との交流をしました。
報告会はそれぞれグループに分かれて3回実施。毎回、一人ひとりがテーマ別に発表し、さらにサマースクールに参加して気づいたことや成長したことを報告するなど、充実した会となりました。
この報告会には多くの学生が集まり、中には来年の研修に参加を希望する学生もいたことから、質疑応答の時間も盛り上がりを見せました!
報告会秘話とその後の学生たちの変化…!
夏季研修のプログラムは、事前研修と現地での研修、そして報告会での発表という事後研修からなっています。そのためこの報告会を実施するにあたり、学生たちは必死に準備をし、練習を重ねました。
どうしたら自分の見てきた「世界」を伝えることができるか。ある学生は、研修の内容を一通り紹介したスライドをゼロから作り直し、シンプルに1つのテーマを掘り下げる内容に変え…ある学生は悩みながら徹夜でスライドと発表原稿を作成し…。スライドを使わずに身振り手振りで、現地で感じたことを表現したり、準備した衣装で発表したり、録音した音声や動画で伝えたり…と、発表の方法もそれぞれ工夫がありました。
さらに学生たちは、資格試験やスピーチコンテストへのチャレンジ、スピーキングの練習、長期留学に向けた学習など、その後も各自で語学学習に励んでいます!
どんな発表内容にしようか…打ち合わせも真剣です
来年度の夏期研修に向けて
2017年度もこの3ヶ国での海外夏期研修を予定しています。具体的な参加説明会は4月に入ってから行う予定ですが、興味関心のある学生の皆さんはいつでも連携交流課窓口までお越しください。随時、相談や質問を受け付けています。