【国際交流リレーエッセイ 第4回】タイフェスティバル in 仙台 2018に行ってきました!
2018/08/02
国際交流リレーエッセイ第4回は、6月16日(土)、17日(日)に仙台市街地で開催された「タイフェスティバル」へ参加した学生のレポートです!
勾当台公園の会場には食べ物や服、雑貨などのお店が沢山あり、とても賑やかな雰囲気でした。他にもタイ大国大使館、タイ国政官庁、布の染付けの体験スペースなどもあり、その国や文化に触れる機会が豊富に揃えてありました。果物を売っている店は日本のスーパーでは見たことないような果物が沢山あり、とても新鮮でドリアンを初めて見ました。出店の店員さんやお客さんもタイ人の割合が高く、タイフェスティバルならではの空間で、飲食店のメニューは、チキン類が多く、会場全体に香辛料の香りが広がっていました。服や雑貨では柄物が多く、私のイメージしているタイそのものでした。
食べ物の出店の様子
ステージでは「ムエタイ」が行われており、そこで日本との共通点と相違点を見つけました。試合の最後に相手に敬意を払いお辞儀で終わるというのは、日本の武道の精神と共通している点だと思いました。一方で、ムエタイをしている二人の選手の体には沢山の入れ墨が入っていましたが、司会の人が「日本では入れ墨が入っていると温泉とか入れないけど、タイは大丈夫なんですよ」と言っており、そこに文化の違いを感じました。タイでは、入れ墨はファッションの一部でオシャレの象徴となっており、男性だけでなく女性も施す人が多いそうです。
服屋さんに並んでいる商品 柄物が多く、無地が少なかった。
そこで、外国人と交流する際に、気を付けなければならないことがあると思いました。例えば、入れ墨が入った外国人を見たときに、日本では珍しいためジロジロ見てしまうこともあると思いますが、外国人からしたら普通のことであり、なぜ見られているのか、それを不快に感じる人もいるのではないでしょうか。日本での「普通」と外国での「普通」は違うこともあるということを頭に入れておく必要があると思いました。否定するのではなく、少数意見の方にも耳を傾ける、相手を受け入れることが重要だということに気づきました。
もし自分が今回のタイフェスティバルのような国際イベントに関わることがあったら、大使館や国政官庁のブースだけでなく、その国の旅行マップや名所・イベント情報などをポスターにして掲示することで、もっと自分が旅行に行く想像がつきやすくなり、観光客の増加にも繋がるのではないかと考えました。
会場にはろうけつ染めの体験コーナーもありました!