尚絅学院大学

こんにちは！私は2022年3月から協定校である韓国の培材(ペジェ)大学に交換留学をしている山下初華です。
2月の初旬に韓国に向かい、1週間の隔離を終えて大学の寮に入りました。初めての寮生活と、初対面のルームメイトと2人で同じ部屋を使うことに少し不安もあったのですが、同じ日本人であることと年が近いこともあり、快適に過ごすことができています。

私が留学している培材大学は学科数と学生数が多く、広大な大学敷地内には講義棟、食堂、学生寮、コンビニ等が揃っています。図書館には映画を見ることができるスペースや大きな自習室があり、いつも学生でいっぱいになっています。
また、培材大学がある大田(テジョン)市は韓国の真ん中に位置していて、韓国5番目の大都市です。交通の便が良いためソウルや釜山などにも行きやすく、休日に遊びに行くこともできます。培材大学がある地域は学生も多いため、飲食店やカフェなども多く平日は学生で賑わっています。

私は今回の留学で初めて韓国に行ったのですが、韓国での生活は日本と似ているところも多くそれほど不便に感じることはありません。
韓国はほとんどのお店がキャッシュレス決済です。日本でもキャッシュレス決済ができるお店も増えてきましたが、韓国では市場などでもキャッシュレスに対応しているところもよく見かけます。小学生くらいの子がスマホで決済しているところを見た時は少し驚きました。
また、韓国は公共交通機関の運賃が安く、移動の大半をバスや電車で済ませている人も多いです。日本と違い公共交通機関でも運転が荒いので、未だに運転の速さに慣れません(笑)。
どちらが優れているということはないですが、日本と似ているところも多い中で全く違うところを体験することもできるので、楽しく生活できています。  

大学生活では、留学生は主に外国人専用授業という韓国の社会や文化、TOPIK対策などの授業を受ける学生が多いです。私は前期には外国人専用授業を３つ、日本人教授の観光関連の授業を２つ受けました。語学堂の授業については、交換留学生の場合だとTOPIK4級レベルの授業を受けることができます。
私は尚絅学院大学に入学してから本学的に韓国語を勉強し始めたため自分の韓国語のレベルに不安があったので、同じ授業を受けている日本人の友だちと一緒に勉強したり、先生に分からないところを積極的に聞きに行ったりと、初めは韓国語で授業を受けるということに慣れることを意識しました。それから大体１か月くらい経つと、耳が慣れてきて授業内容を全て聞き取れるようになりました。
また韓国人の学生との交流ができるサークルにも所属しており、韓国人の友だちができることはもちろん、授業で知り合った中国人、ベトナム人、マレーシア人の友だちとも仲良くなりました。
培材大学にいらっしゃる日本人の教授やサポーターの方々が様々な面で大学生活をサポートしてくださるので、これから培材大学への留学を考えている皆さんはあまり心配しなくても大丈夫です！

留学生の全てを対応している培材大学の国際交流センターでは、毎月様々なイベントや行事が行われており、留学生が韓国での生活に楽しめるようにしてくださっています。前期は韓国で有名なテーマパークであるエバーランドに行く行事や、テンプルステイ、文化施設訪問などの韓国文化体験がありました。その中でも私が印象に残っている行事が、韓国観光公社が開催したソウルでの観光トークショーと2022 DREAM CONCERTへの参加です。
観光トークショーでは日本の各所とも中継を繋げ交流を図りながら、現在の韓国の魅力についてトークするものでした。有名アイドルのSHINeeのKEYをはじめ、俳優のヤンセジョンなどが生出演し、直接見ることができました。韓国の観光地についてまだまだ知らないことがたくさんあり、新しい魅力を知ることができた良い機会になったと思います。
2022 DREAM CONCERTは韓国観光公社から招待して頂き、コンサートを無料で見ることができました。私はKPOPアイドルが好きなので、多くのアイドルグループと好きなグループを近くで見ることができたのでとても楽しい時間でした。

また個人的に、大田やソウルを中心とした地域に足を運び、韓国での生活を充実することができました。後期も勉強に励みながら行ったことのない地域にも行く予定なので、留学エッセイを通じて韓国の様子を伝えられたらと思います。

初めての海外での生活は自分が当たり前だと思っていたことが覆されたり価値観が変わったりなど大変なことも多く、日本での生活が恋しくなる時もあるのですが、毎日新しい発見や体験ができています。残りの留学期間も韓国での生活を楽しんでいきたいです。