【国際交流リレーエッセイ 第28回】私の留学生活ー2学期目となった冬
2020/06/10
国際交流リレーエッセイ第28回目は人間心理学科の浅井和樹さんです。浅井さんは本学の協定校、アメリカワシントン州立オリンピックカレッジに2019年8月から交換留学をしています。
私の留学生活ー2学期目となった冬
私の留学生活2学期目となった冬。
私は前学期住んでいたホームステイ先から引越しをし、新たな家、環境と共に2学期目をスタートしました。
新しいホームステイ先は以前よりも学校から近くなり通いやすくなりました。またホストマザーはとても元気で陽気な性格で、私に自分の家だと思って好きにしていいよと言ってくれるなど、あまり気を遣わずに生活することが出来ました。しかし、掃除、洗濯、料理は自分でやらなければいけなかったため、その分以前よりも大変でした。キッチンや冷蔵庫などの共有スペースも自由に使うことが出来、学校終わりには買い物に行き、ほとんど毎日料理をしました。初めの頃は自炊生活も新鮮で買い物や料理も凝っていましたが、日が経つにつれだんだんとより簡単なもの、手のかからないものへと変わっていきました。日本にいた頃から時々料理はしていましたが改めてその大変さや自分がいた環境の有り難みを感じました。
アメリカでの年越し
12月31日、アメリカでの年越しは友達の家で過ごしました。 アメリカでは花火をして年を越すそうで、カウントダウンをしながら花火をして年を越しました。花火は日本でも夏に見かけるようなものでした。日本のように大晦日は家族みんなでテレビを見ておそばを食べる、などのイベントはなく、日本人の私からするとどこか少し物足りないという感じでした。テレビやニュースで見る年越しのカウントダウンイベントはニューヨークなどの都会でしか行われていないようです。
また年明けはお正月もないため、1月1日から仕事があり、お店などもいつもと変わらずに営業をしていました。新年、お正月何をすることなく終わってしまい、少し寂しく思うと共にお年玉が貰えなかったのがとても悲しかったです(笑)
アメリカでの年越しはこれといったイベントはありませんでしたが、その分アメリカでは他のホリデーにお正月のようなイベントがありました。
11月末にあるサンクスギビングデー、アメリカの感謝祭の日は、家族や友人と集まり、ディナーにターキーを食べます。長い人だと1週間ほどの休みを取り家族と過ごすそうです。この日は日本のお正月のような日だと思います。
そしてこのサンクスギビングデーが終わるとブラックフライデーという日があります。この日は日本で言う初売りに当たる日で、あらゆるお店がセールを行い福袋のようなお得な詰め合わせなどを売っています。開店前には行列ができ、前日から並ぶ人もいるなど日本の初売りよりも気合がいるイベントでした。
このようにアメリカでは年越し、お正月のイベントはなかったですが、時期やお祝いの仕方は違うものの似たようなイベントがあり、これはアメリカにいて初めて気付くことができる新しい発見でした。
アメリカでの雪体験
年が明け1月半ばには雪が降り、学校が数日間休みになりました。
ワシントン州の天候は東北、仙台に似ており、一年を通して比較的過ごしやすい気温で、冬はほとんど雪が降らないと言われています。しかし近年は雪が降る傾向にあり、昨年も大雪で2週間程学校が休みになったと先生が言っていました。そして今年も私の予想を超える雪が降り学校が休みになりました。ワシントン州に住む人の多くは冬用タイヤを持っていないらしく、道の至る所でスリップしている車を見かけました。
沢山の雪が積もったので友達に誘われ、雪遊びに出かけました。近くの小学校には多くの子供が来ており、小学生の中に混じりsledding(ソリ)、snowball fight(雪合戦)などをしました。おそらく小学生か中学生以来の雪遊びで、加え久しぶりに外で遊んだのでとても楽しかったです。雪合戦やソリがこんなにも面白かったのかと驚き、小学生の頃を思い出しました。
今学期もたくさんのことを経験し、たくさんのことを学ぶことが出来ました。
コロナの影響で色々と大変な中ですが、私の留学生活も残り半分、いよいよ後半となり、今まで以上に精一杯勉学に励みたいと思います。
I hope everyone stay safe and strong during COVID-19.