尚絅学院大学

国際交流エッセイ リレーエッセイ

【国際交流リレーエッセイ 第19回】日本への留学で得たこと

2019/09/17

国際交流リレーエッセイ第19弾は、2018年9月から1年間本学に留学した、中国・浙江越秀外国語学院の李 初陽(リ ショヨウ)さんです。1年間奮闘した李さんの感想をご覧下さい。

日本への留学で得たこと


浙江越秀外国語学院3年生の時、交換留学生として日本の尚絅学院大学へ一年留学しました。
留学生活が終了することは、大変さみしいと思います。でもこれがお別れではありません。

この一年間の体験を顧みて、いろいろな思い出ができました。留学を通して私が得たことをお伝えしたいと思います。

仙台七夕花火大会

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1.言語力を鍛える

言語環境は本当に重要だと思います。日本語能力を向上させる決意をした以上、日本に行ってしばらく滞在することは、会話力の向上には絶好のチャンスです。コフォート・ゾーンを飛び出し、日本の仲間をたくさん作って、積極的にコミュニケーションをとっているうちに、自然と日本語能力が進歩します。
私はアルバイトをしてお金を稼ぐだけでなく、より多くの友達を作ることに時間をかけました。おかげで日本語能力が向上したと思っています。


2.グルメの研究

お寿司やラーメンなどの日本料理を食べすぎると、地元中国の食べ物が恋しくなります。
一人で外で生活する最も経済的な方法は、自分で料理を作ることです。留学生活は多くの人が料理の腕を上げる機会です。なじみのある家庭料理を食べるためには、自分で作らなければなりません。特に、好き嫌いが多い人にとって、自分で料理を作ってこそ自分の食欲に合わせることができるます。
生活のスキルを高めると同時に、独立した能力を向上させることができました。

日本語スピーチ大会

日本語スピーチ大会

3.現地生活を体験する

日本は世界で最も安全な国の一つで、真夜中に一人で町で歩いても、事故の心配はありません。
日本人はルールを守り、どんな場所でもきちんと並ぶことができます。道を渡るときは必ず車を止めて歩行者を先に渡らせる。日本人が毎日一番多く言うのは「ありがとう」と「すみません」。このように、日本は本当に親切で友好的な国だと感じられます。


4.旅行で視野を広げる

この一年の休みに最も多く見たのは海と神社で、よく青空をみました。
冬休みに北海道へ行き、ロープウェイで函館の夜景を見て、幸いにも珍しく発車したSL冬の湿原号冬に乗って、小樽運河で写真を撮りました。一番面白いのは、やはり日本の最北端へ行ったことです。
東京も行きましたが、北海道や仙台より人も多いし、天気も暑いし、でもショッピング好きな人にとっては良いところだと思います。

有名な観光スポットのほかに、たくさんの小さな観光地にも足を踏み入れました。船岡の桜はすごくきれいでした。今でも忘れられません。

旅した場所

旅した場所

日本にまた来たい、日本人の友達とまた会いたいです。
これからも、日本への留学を目指して、もっと頑張っていきたいと思います。 

尚絅の芝生とやぎちゃん

尚絅の芝生とやぎちゃん

交換留学生 浙江越秀外国語学院 日本語学部 李 初陽