【国際交流リレーエッセイ 第12回】「世界青年の船」宮城県受入プログラムに参加して
2019/02/22
内閣府主催の「世界青年の船」事業宮城県受入プログラムへ本学の学生が参加しました。リレーエッセイ12回目は、トルコ・ソロモン諸島の青年団との交流会へ参加し、海外の青年訪問団と共に宮城県の観光や被災地の視察、ディスカッションなどを行なった子ども学科1年堀子明日香さんの体験をご紹介します。
「世界青年の船」宮城県受入プログラムに参加して
私がこの「世界青年の船」の活動に参加しようと思ったきっかけは、以前より国際交流に興味があり、宮城県内で海外の方と関わることができる貴重な機会だと思ったためです。 私は英語力が足りないと感じ、このプログラムに参加するまでの約1か月間は移動時間などに日常英会話を勉強するなど、少しでも多く英語が話せるように空き時間を有効に使い、積極的に英語と向き合いました。そのため、「目標としていた自分から質問を投げかける」「会話をする」ということが実現し、勉強したことを活かすことができとても嬉しく思います。気さくな方が多く会話しやすい印象で、言語の壁を越えてコミュニケーションが取れることはとても楽しいことだと改めて実感しました。
またディスカッションでは、荒浜小学校・七夕ミュージアムでの感想に加え、通訳の方を交えて災害について討論しました。私は大学内で被災地支援関連の活動も行っているため、視察やディスカッションを通して海外の方の意見を聞くことができ非常に勉強になりました。「災害が起こったらどうするか」や「災害についての意識」を話し合い、ただ英語で話すだけでなく情報交換をする貴重な機会となりました。
このプログラムを通して、国際交流の楽しさに加え、英語に対してのモチベーションも明確になりました。是非また機会があれば参加したいと考えています。その一方で、自分から会話を展開させることが難しく、話しかけてもらうことが多かったので、今後の課題として自分の思いを言語化し発信できるようになりたいと思います。
七夕ミュージアム訪問の様子