尚絅学院大学

環境デザイン教育研究センター

里山の資源利活用 きのこ 【環境デザイン教育研究センター】

2024/01/24

「ほだぎ」のその後

報告が遅くなってしまいましたが、2023年秋はキノコの収穫がありました。
2021年早春、2022年早春に、学生と頑張って作った「ほだぎ」から生えたシイタケとナメコです。本当はキノコ鍋パーティーを開催したかったのですが、今年度はキノコ担当教員にそんな余裕はなく、里山整備活動の時の豚汁に入れてもらったり、教職員の方におすそ分けができたぐらいで終わってしまいました。


最初は気づかれずに、お化けサイズになってしまったシイタケから始まりました。
キノコは、傘が開いてしまうと香りが弱くなってしまうのが一般的ですが、原木しいたけですもの! 味も香りも良く、おまけに手のひらサイズですからボリューム満点!
ただ、この2本以外は全く出てこない!影も形も現れません。なぜだったのか…?


次に出たのはナメコ達。これも気づかれずに開いてしまったものもありましたが、ナメコ特有の「とぅるんとぅるん」は、味だけでなく食感や見た目にも楽しめる素敵なキノコです。こちらは1,2週間頑張ってくれたので、数か所におすそ分けができました。


ナメコも終わって森の中が静かになった12月中旬。ぼちぼち寒さが気になりだすこの時期にポコッとシイタケが出ていました。お化けシイタケが生えた榾木とは別のものからです。「おいおい、この気温では大きくならないだろう?」と思いながらも、少しでも大きくなればと見守っていたところ、大きくなるどころか干しシイタケになって小さくなってしまいました。それでもどんこの干しシイタケはその後おせちの片隅に。味の濃いおいしいシイタケでした。

秋のキノコ鍋を目標に、来シーズンに向けて頑張ります!