尚絅学院大学

読み書き・子ども発達支援センター

目的

さまざまな困難に直面している子どもへの発達支援や、家族などへの援助に関する理論と方法に関する研究を行うと共に、実際の支援や相談・援助活動を通して教育研究を行うことを目的としています。

活動状況

通常教育および特別支援教育の現場では、コロナ禍のために、対面での個別支援が困難になりました。本センターでは、「ICTを活用したリモート支援を通して、小・中学校、特別支援学校における発達支援ニーズに応える活動」を、新たに加えました。この活動は、教育委員会と学校長からの依頼と保護者の同意に基づき、発達支援センター員(本学教員)と学生支援員により実施されます。学生支援員は、「読み書き困難の支援」と「発達アセスメント」に関する研修を受け、PCによるリモート学習教材の実技研修を受けた後に、発達支援センターのスタッフとなり、センターの活動に参加します。

リモートでの読み書き学習支援
リモートで読み書き学習支援を行います。リモート学習支援は、週1回約30分間、お昼休みや放課後の時間帯に、1対1で行っています。
特別支援学校の発達アセスメント支援
学校長からの依頼に基づき、読み書きに関する発達アセスメントの実施と評価報告を実施しています。

センター長挨拶

尚絅学院女子短期大学および尚絅学院大学女子短期大学部における長年の教育研究の蓄積を踏まえ、本センターは2010年4月、総合人間科学部子ども学科の開設に合わせ、より実践的な研究と地域のニーズに応えるために開設されました。

これまで「子ども発達支援センター」として、附属幼稚園との連携のもと、地域の保育園、幼稚園、小・中学校に協力をいただきながら、シンポジウムや公開講座の開催、ご家族や先生方からの相談活動、親の会の取り組みなど、多角的な活動を展開してまいりましたが、今年度よりセンターの名称を「読み書き・子ども発達支援センター」へと変更し、新たなスタートを切ることとなりました。

読み書きの困難さは、子どもの学業だけでなく、自己肯定感や将来の選択肢にも大きな影響を及ぼす極めて重要な課題です。個々の特性に応じた適切なアプローチと早期からの継続的な支援が、今まさに強く求められています。これまで蓄積した「知」と「実践」を地域へと還元し、読み書きに困難さのある子どもたちが安心して学び、その可能性を最大限に伸ばしていける社会を目指して、所員一同、全力を尽くしてまいります。

今後とも、皆様の温かいご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

センター員

センター長 佐藤 功一
(心理・教育学群 学校教育学類 教授)
  • 小池 敏英
    (客員教授)
  • 古山 貴仁
    (心理教育学群 学校教育学類 准教授)
  • 成田 まい
    (心理教育学群 学校教育学類 講師)

活動実績

2011年
開設記念講演会(櫻井ひろ子先生)
2012年
「母親の会」開始
2012年
公開講座(シンポジウム)「特別な支援が必要な子どもの保育とクラス作り」
2013年
講演会(玉井邦夫先生)「地域における支え合いの子育て」
2013年
附属尚絅幼稚園にて研修会の開催
2014年
講演会(大宮勇雄先生)「幼児期における学びとは」
2015年
講演会(玉井拓野先生)「障害者の日々の暮らしにふれる」
2016年
講演会(鈴木由美子先生)「東日本大震災時の保育と防災の取り組み」
2017年
センター長講演「認め合って、支え合って、みんな笑顔に」(天童市学童保育連絡協議会にて)
2018年
講演会(上野尚美先生)「発達の気になる子どもの理解と保育の実際」
2019年
講演会(飯渕由美先生)「食を通して子育てを考える」台風のため中止となる
2020年
講演会 新型コロナウィルス感染症の感染拡大により中止となる
2022年
リモート学修支援スタート
2022年
公開講座「通常学級における自閉症スペクトラム症児に対する支援」開催
2023年
公開講座「自閉症スペクトラム症の子どもたちの強さや好みを生かした支援—通常学級での問題に対する具体的な支援・配慮について」
公開講座「リモート・オンライン技術を活用した子ども達への支援〜学校・家庭・大学・福祉 他職種、他分野の連携〜」
2024年
公開講座 オンデマンド研修会
  1. 「コミュニケーションの支援」について
  2. 「読み書きの支援」について
2025年
公開講座 研修会①
  1. Step1.オンデマンド研修会(1.読み書き困難の背景、2.効果的な支援)
  2. Step2.オンライン研修会(支援の実際について)
公開講座 研修会②
  1. 「教室で『ほめて伸ばす』支援について」