里山だより:里山畑のおはなし
2021/06/11
里山→やぎ→堆肥→畑
すごい力で掘っくりかえすイノシシ
さて今回は、味噌の話から翻って、里山畑にふれておきたいと思います。
グランドの旧倉庫跡地に、こそっと里山畑があります・・。
やぎの堆肥を作ってるんだから、その循環で畑ができればいいよね、とずっと話していたのですが、
里山の畑づくりで何が大変か?もちろん、獣害です。イノシシです!
やつらに掘っくり返されないように、畑の周りに鉄パイプを埋め込み、網を張り、頑丈に作らねばならぬのです。
獣害対策:鉄パイプで囲み波板を入れる
昨年2020年度の東ゼミは、男子学生が4人もいたし、なんか作物を育てたいという学生の漠然とした希望もあって、「よし、畑を作ろう!」ということになりました。
最初わたしたちは、鉄パイプの土台を埋めるべく、スコップを手にして掘り続けたのですが、果てしない・・・。掘っても掘っても石が出てくる・・・。
おじいちゃん、お父さん大活躍!感謝!
そこに救いの手!なんと、ゼミ生のおじいちゃん、お父さんが、重機を持って登場!
「めぐりあわせ」といいますが、本当に、あのご協力がなければ、今も畑はできずじまいだったと思います。
今年は青唐辛子も成長中
こうして完成した里山畑では、やぎの堆肥を利用しながら、「保存できるものに加工できる野菜」を作っています。イベントに出品できるもの、コロナが終われば、学生や地域の方々とでわいわい加工を楽しめるものがいいかなと思っています。
昨年第1弾が里山大豆から尚絅味噌づくりでした。
今年はあらたに、「味噌を作ったから、南蛮味噌つくりたいよね」ということで、青唐辛子も育っています。ミニトマトすくすく成長中。ドライトマトにして、パスタやサラダに取り入れてもらえるでしょうか?
(文責:東愛子)