尚絅学院大学

造形センター

【造形センター】相馬亮センター長が講演を行いました

2022/06/15

6月15日(水)、宮城県教育委員会が主催する「令和4年度子育てサポーター養成講座」にて、相馬亮センター長が講演を行いました。

子育てサポーター養成講座とは?

「子育てサポーター養成講座」は、幼児や小学生、中学生の子どもを持つ親に対して、子育てやしつけ等について気軽に相談に応じたり、アドバイスを行ったりする人材を養成することにより、家庭教育や子育てに悩む親を地域全体で支援しようとする環境と社会意識を醸成することを目的に実施しています。「家庭教育支援の理解」「親子の理解とかかわり方」「総合的な理解〜地域活動、父親の教育参画〜」の3領域を修得することで、修了証が交付されます。
子育ては親だけが行うものではなく、地域や社会全体の多くの大人たちの手で、子どもの健やかな成長をサポートしようという、素晴らしい試みです。

「子どもの絵の発達」を理解すること

気仙沼教育事務所管内での講師として、気仙沼市小泉公民館を会場に、「親子の理解とかかわり方〜子どもの絵の発達を理解する〜」という演題で講演を行いました。子どもの絵には、一定の発達段階があります。この発達段階は国籍や人種に関わらず、世界中の子どもが同じ過程を辿ります。何歳のときに、どのような表現が見られるのか、その表現に対して大人はどのような声掛けをし、どのように関わるべきなのか。視覚的傾向でしかものを見ることができなくなった大人が、子どもの思考や表現を理解することで、親子のかかわりがどのように変化してゆくのか等について、90分のお話をさせていただきました。

講演の様子

講演の様子

子どもの造形活動を理解できる大人を増やす

受講された方からは「自分が子育て中に知りたい内容でした」という声が多くあったそうです。子どもの造形活動を理解し、子どもに寄り添った関わりができる大人を増やしていくことが、造形センターの目標です。
造形センターでは、子どもの造形に関する講演派遣や、図工・美術教育に関する研修会等を積極的に行っています。ご興味があれば、ぜひ尚絅学院大学造形センターまでお問い合わせください。

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