【造形センター共催事業】 東北幼年美術の会 仙台造形研修セミナーのご案内
2021/12/16
造形センターでは、東北幼年美術の会(センター長 相馬が代表)との共催事業とし、「仙台造形研修セミナー」を開催しております。今年度の活動について、ご案内をさせていただきます。
今年度の研修内容について
2018年に第1回、2019年に第2回と、宮城県内の保育者を対象とし、子どもの造形活動に関する実技研修会を開催してまいりましたが、昨年2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で止む無く中止とし、今年度も対面での開催は見送ることといたしました。
その代わりとして、今年度は子どもの造形活動に関する動画コンテンツを準備いたしました。日頃の保育に活用できる内容となっておりますので、ぜひご視聴いただければ幸いです。
来年こそは、たくさんの先生方と共に、対面で顔を合わせながら研修会を開催できるよう努めてまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
【実技研修動画】「色々な色水づくり」
造形センター長の相馬が担当させていただきました。子どもたちは普段から「色水あそび」が大好きです。色水をつくる方法として、植物や水彩絵の具を使用することが多いかと思いますが、今回は「食紅」「水性ペン」「プリンターインク」を使用した色水づくりを紹介させていただきました。それぞれの特性や作成方法、また活用の仕方等について詳しく説明しておりますので、ぜひご覧になってみてください。
【講演動画】「就学前の刷り込みとその後の課題」
全国幼年美術の会常任委員でいらっしゃる龍谷大学の羽溪 了先生にご担当いただきました。「絵の苦手なこども」「絵を描きたがらないこども」に対してどのような支援をすれば良いのか、頭を悩ませていらっしゃる先生方も多いと思います。そもそも、「絵の上手・下手」「得意・苦手」「好き・嫌い」の基準は何なのでしょう。描画活動の根本から考え直し、今一度こどもの描きたい、表したい気持ちを考えてみませんか。
全国幼年美術の会について
幼年美術の会とは、『子どもの美意識と成長』を願う先生方によって、1963年に京都で設立された、子どもの造形について考える会です。本研修セミナーでは、保育所・幼稚園・小学校低学年の保育者・先生方を対象に、実技体験講座や現場に活かせる題材の紹介をしています。
東北地区では、尚絅学院大学を主体とし、主に宮城県の先生方を対象に活動しております。他の地区と比べ、東北地区はまだ歴史が浅く、先生方の認知度も低い現状です。今後も、たくさんのコンテンツを準備し、先生方の学びの場となれるよう努めていきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
(【幼年美術の会HP】https://chikuyoubi.com/branches/tohoku/)