尚絅学院大学

心理学類 学びの特色

学びの特色

人の心に関する様々な問題を解決できる力を育てます

人の心に関する問題は、家庭、学校、職場など、人と人とが接するあらゆる場所で生じます。これらの問題に対処したり、それを解決したりすることができれば、人生をより豊かに生きることができます。心理学類では4年間の学びを通して、人の心に関する問題を解決できる力を育てていきます。

人の心に関する問題を発見する力を育てます

他者や自分の心に関する問題は、身近な問題だからこそ見逃してしまいがちです。心理学類では人の言動に関する様々な理論を学ぶことにより、本人でもなかなか気づけないような心に関する問題を見つけ出すことができる目を養います。また、心の問題を見つけ出すためのさまざまな技法(観察、検査など)も学びます。

人の心に関する問題を客観的に分析できる力を育てます

人の心に関する問題を解決するためには、それを客観的に分析する必要があります。心理学類では、人の言動から得られたデータを統計的手法などによって客観的に分析する方法を学びます。

基礎から実践までの幅広い分野の心理学を学べます

「心理学」と一言で言っても様々な領域があります。大きくは、人の心の仕組みを学ぶ「基礎心理学」と、コミュニケーションや心理援助について学ぶ「実践心理学」とに分かれます。心理学類では「基礎心理学」から「実践心理学」までしっかりと学ぶことができます。

主な取り組み

進路選択の支援と学類独自のポイントシステム

心理学で学んだ内容は様々な業種、職種で活かすことができるため、卒業後の進路に迷いやすいです。そこで、卒業後の進路を早期に選択できるよう、進路説明会、卒業生を招いた談話会などで支援します。

また、学習意欲の向上と学生同士の交流・コミュニケーションの活性化のために、心理学類では教員や他の学生から称賛・感謝の「しるし」としてポイントを受け取ることができる仕組みを2023年度から導入していきます。これにより、教員や他の学生から「いいね」と思われる行動はちょっとしたことでも称賛・感謝されるようになります。

公認心理師になるための演習・実習

心理学類では公認心理師課程に必要な学びを用意しています。3年次の「心理演習」では、カウンセリングのトレーニングや心理検査の実施を通して、心理臨床の技術の一端に触れています。4年次の「心理実習」では、主要5領域(保健医療・福祉・教育・司法・産業)すべての施設に行き、実際の現場で活躍する心理士の講話を聞いたり、施設の見学をしたりすることで、将来の専門職へのイメージを膨らませています。

取得可能な資格

公認心理師(受験資格に必要な科目を修得可能)
心理専門職の国家資格。
認定心理士
「心理学の専門家として仕事をするために必要な、最小限の標準的基礎学力と技能を習得している」と日本心理学会が認定する資格。
児童指導員(任用資格)
児童福祉施設において、0歳〜18歳までの児童の成長を援助するとともに、基本的な生活習慣や学習の指導、生活上のアドバイスなどを行う。

主な就職・進学実績(過去3年)

宮城県、岩手県、白石市、警視庁、福島県警、自衛隊(海上・航空)、日本年金機構、ベネッセスタイルケア、ミツイ、LITALICO、仙台市社会福祉協議会、児童養護施設小百合園、ひよこ会、東北博報堂、グリーンデリカ、武蔵野、ウチダ、ワタキューセイモア、バイタルネット、東北ハニューフーズ、ネクステージ、ヨークベニマル、ヨドバシカメラ、サンドラッグ、マツモトキヨシ東日本販売、明治安田生命保険、みらい創研、メンバーズ、KDDIエボルバ、アイティ・コミュニケーションズ、楽天カードパートナーズ、アサヒサンクリーン、尚絅学院大学大学院 など

※2020年度・2021年度の人間心理学科の進路実績と2022年度の心理学類の進路実績