尚絅学院大学

学校教育学類特別支援領域では、9月より本学地域連携交流プラザ(イオンモール名取内)において、
地域の児童を対象とした学習支援及びSST(ソーシャル・スキル・トレーニング)指導会に取り組んでいます。
特別支援教育科目履修者を中心とした学校教育学類1年生の有志の学生が実践に当たっています。

学習支援では、主に漢字書字の学習を行っています。
回数を重ね、少しずつ学生が教材を作成する役割も担っています。
SSTでは、ペアや集団でのゲーム、制作活動等を通して、他者とのやり取りについて学べるよう工夫しています。
参加児童は決して多くないものの、個々の児童への対応に試行錯誤している学生の様子が見られています。
また、活動の前後で保護者の方と直接お話しできることも、学生にとっては貴重な学びとなっているようです。

活動後の振り返りでは、児童への一斉指導での言葉掛けの仕方、個別の支援のあり方など、
具体的な反省点が学生から挙げられ、担当教員もそれらに応じてアドバイスすることができます。

学校教育学類特別支援教育領域では、今後も臨床活動の充実をいっそう図りながら
子どもとかかわる楽しさを感じつつ、教員としての資質を育めるよう取り組んでいきます。