【学校教育学類】リモートによる名取支援学校の授業見学
2020/09/23
9月17日 (木)学校教育学類2年生必修科目『基礎実習』の授業で、名取支援学校の見学を行いました。特別支援学校教員免許状取得希望者36名が参加しました。新型コロナ・ウイルスによる影響に鑑み、今年度はリモートでの実施となりました。
前半では、中学部の生活単元学習の授業を見学させていただきました。講義の中で少しずつ指導案作成についての学びを進めていたところ、授業の初めから終わりまで見学させていただくことで、指導案の流れの具体的なイメージを深めることができました。
後半は、小学部の先生から自立活動の実践に関するご講話をいただきました。長年のご経験の中でご作成された数々の自作教材を紹介していただき、学生も驚きを隠せませんでした。子どもたちの実態や発達段階に即した教材の工夫に、豊かな発想力や柔軟な思考の必要性を改めて感じさせられたようです。講話のあとには、質疑応答にも対応していただき、画面を通して直接現場の先生と言葉を交わすことができました。
初めての取組でしたが、名取支援学校の先生方のご協力により、円滑に活動をすすめることができました。また、コロナ禍の新たな学びの形を得る機会となりました。
学校教育学類では、今後も様々な制約のある中での学生の学びの充実に努めてまいります。