【学校教育学類】学生アシスタントの学びと成長
2026/10/19
「どうすれば伝わるのだろう」から始まった3年間
-SA活動で見つけた「伝える力」-
<教員からのメッセージ>
「人に教えること」と聞いて、皆さんはどのようなイメージを持つでしょうか。
知っていることを伝えるだけなら簡単に思えるかもしれません。しかし、相手に「分かった」「できた」と感じてもらうためには、多くの工夫や試行錯誤が必要です。
今回紹介する高倉さんは、水泳授業の学生アシスタント(SA)として3年間活動する中で、「どうすれば伝わるのだろう」と考え続けてきました。それでは、その経験について本人の言葉で紹介します。
<学生より>
私は尚絅学院大学の学校教育学類で学びながら、水泳授業の学生アシスタント(SA)を3年間務めてきました。
将来は小学校教員になることを目指しており、学生のうちから人に教える経験を積みたいと考え、SA活動に挑戦しました。
活動では、受講生へのアドバイスや授業運営のサポートを行っていました。しかし、実際に教えてみると、自分にとって当たり前にできることを相手に分かりやすく伝えることは想像以上に難しく、「どうすれば伝わるのだろう」と悩むことが少なくありませんでした。
そこで私は、一人ひとりの様子をよく見ながら、伝え方を工夫するようにしました。泳ぎ方を説明するときには、実際に動きを見せたり、相手の理解度に合わせて言葉を変えたりすることを意識しました。試行錯誤を重ねる中で、受講生から「分かりやすかったです」「できるようになりました」と声を掛けてもらえる機会が増え、人に教えることの楽しさややりがいを実感するようになりました。
受講生に寄り添いながら、伝え方を工夫しました。
この経験を通して、水泳の指導技術だけでなく、相手の立場に立って考える力や、自分の考えを分かりやすく伝える力も身についたと感じています。また、先生方や仲間に支えられながら活動できたことも、私にとってかけがえのない経験となりました。
大学には、教室の中だけでは得られない学びがあります。SA活動での経験は、私自身を成長させてくれただけでなく、教員という将来の目標と向き合う貴重な機会にもなりました。これからも学び続けながら、子どもたちに「分かった」「できた」という喜びを届けられる教員を目指していきたいと思います。
高校生の皆さんも、ぜひ大学でさまざまなことに挑戦してみてください。その一歩が、新たな可能性や成長につながるはずです。
(学校教育学類4年:高倉 陽斗)
(学校教育学類:福井 真司)