【学校教育学類】研究紹介「個展開催報告」(相馬)
2020/09/01
図画工作科を担当している相馬亮です。私は、教員を目指す学生を指導しながら、画家としても活動をしており、現在は「鉛筆による写実表現」について研究をしています。
さて、8月18日(月)から23日(日)まで、仙台市にある「晩翠画廊」を会場に個展を開催しました。本学に赴任してから、2017年には名取市で個展を開催しましたが、仙台市では初の開催となりました。
個展のテーマは「La Femme」。フランス語で女性という意味です。今回は女性だけを描いた作品を、19点展示しました。普段は、公募展用にとても大きな作品ばかり(サイズで言うとF150号。縦227.3cm×横181.8cm。)を制作しているのですが、今回は会場もあまり大きくないため、小作品を中心に制作をしました。
6日間の会期でしたが、約300名ものお客様にご来場いただくことができました。(普段の展示では、約150人の来場者数が一般的だそう。)このコロナ禍の中、個展を開催して本当に大丈夫だろうか。お客様をお迎えして本当に大丈夫だろうか、そんな心配ばかりのスタートでした。お客様が来なくとも、自分の実績として開催できればそれで十分…と考えていましたが、自分の予想を大きく上回るお客様にご来場いただくことができ、やってよかったと、心の底から感動しています。万全の体制で会場を整えてくださった晩翠画廊様、本当にありがとうございました。
そして、このコロナ禍の中、また猛暑の中、会場まで駆けつけてくださった皆様、本当にありがとうございました。個展開催への温かなお声がけや、作品への称賛のお言葉、全てが私にとってかけがえのないものとなりました。(学校教育学類の学生たちも差し入れまで持って駆けつけてくれました。本当に嬉しかったよ!ありがとう!)また、今回残念ながら会場へと来られなかった方々も、応援のメッセージ等、温かなご支援をたくさんいただきました。
次の個展開催は、私の故郷「福島県いわき市」でと考えています。私が生まれ育った街、そして両親が暮らすこの街で個展を開催することは、長年の私の目標です。今回たくさんの方々にいただいた声援を糧に、これからも誠実に作品と向き合っていきたいと考えています。
なお、個展に出品した作品や、会場の様子は、私のInstagramで見ることができます。ぜひご覧になってみてください。(https://www.instagram.com/soumario/)