【学校教育学類】 私の研究紹介(田村)
2020/07/05
田村嘉勝です。担当科目は、専門科目に「国語」「国文学講読Ⅱ(近現代文学)」「国文学研究法」ほか、教職科目に「国語科教育法」「国語科教育法Ⅰ」ほか、卒研関連科目、そして、「日本語表現法」等です。
「私の研究」とはなかなか、いつも「長く勉強している」と人に言ってきました。学部2年、「川端康成」で卒論を書きたいと恩師木村幸雄先生にご相談。結果、川端康成、森鴎外研究の第一人者の長谷川泉先生に書簡をお送りしました。すぐに返事をいただきましたが、達筆すぎて判読できず、恩師に解説してもらいました。内容は「直ちに川端文学研究会(現、川端康成学会)に入会しなさい」というものでした。私の川端文学への端緒でした。卒論は、長谷川、木村両先生のご指導のもと仕上げ、提出間際には、地元新聞が木村先生と写真入りで掲載、記事には長谷川先生がコメントを下さいました。爾来、大学院(修士・博士課程)を経て今日まで、川端文学を中心に、周辺他作家作品について論じ、自身の文学研究理論をまかりなりにも構築し、そして、あわせて国語科教育についても現場実践主義ではなく、教育科学としての「国語科教育」を理論化してきました。
写真は、昨年9月、川崎町立川崎小学校で学修支援ボランティア活動(2泊3日)を終えたサークル「Plum」の皆さん(1~3年)です。顧問の田村は、写真右側の少し年長気味に写っています。