【学校教育学類】福井ゼミ生の教育実習報告
2024/12/17
「教育実習を終えて」 加藤多雄宇
私はスポーツ一筋15年間で過ごしてきた学生でした。私が高校二年生の時に、小学生の子どもたちに指導する機会がありました。その時に関わった子どもたちの純粋な学びの姿勢や素直な心に惹かれました。このことがきっかけとなり、小学校の先生になる夢をもちました。
夢への一歩となる4週間の教育実習は、これまで経験したことの無い貴重な時間となりました。
この4週間を一言で表すなら「一刻千金」、一瞬の時間に非常に価値があることでした。
限られた期間で、子どもや先生方から学び、苦悩する日々は本物の「先生」へと成長していると実感することができました。特に、自分の成長を感じたのは、子どもの積極性を高められた事です。その中でも印象に残っているのは、挙手の数が増えたことです。初めは、積極的な子供の良さを引き出すことができず、自信を失うこともありました。しかし、年齢に合わせた子どもへの問いかけ方やリアクションを意識したことで、授業の盛り上がりが大きく変化し、子どもからの声も変わっていきました。
それは、子どもからの「できない」が「できた」に変わった時です。
研究授業の様子
この子どもの声を聞いた時こそが、先生としての一番のやりがいだと感じました。
書き表せないほどの貴重な4週間を糧に、残りの大学生活では、自分に不足している問いかけ方を中心に学び続けたいと思います。
実習最終日、お別れ会の様子
「教育実習を終えて」 大宮真翔
具体的に、大学での専門的な教科や児童理解について学んだことを、自分なりに工夫しました。例えば、授業をする場面で、児童の興味や関心を引き出すために児童やクラスの流行りを取り入れた授業を行いました。その他にも、たくさんのコミュニケーションを取り児童とたくさん仲を深めたり関係を築けました。これらは大学での模擬授業の経験があったからこそだと感じました。
実践授業の様子
教育実習を通して、何かを教えることの難しさや教師としての覚悟や責任を感じることができました。しかし、それ以上に児童と仲良くなったり、授業をして児童から沢山のプラスの言葉を聞くことができました。特に、苦手な教科が得意になったなどの声を聞いた時には、教師のやりがいを感じることができました。自信がついたとともにより一層教師になりたいという気持ちが強くなりました。
お別れ会の様子
(学校教育学類:福井真司)