尚絅学院大学

公開講座では、「通常学級の中で効果的な発達支援のポイントとその背景」（オンデマンド研修会）と「コミュニケーション」や「読み書き」の困難に対する効果的な発達支援についてー代表的な事例の紹介を通してー」（オンライン研修会）を行いました。

小池研究室では、特別支援教育の知識を基に、教育臨床活動を行うことを通して、教育的支援を行う力量形成を目指しています。

　子ども発達支援センターの仕事の一部として、本年度の後期では、宮城県塩釜市立小学校、石巻市立小学校、気仙沼市立小学校、名取市立小学校、角田市立小学校の通級指導教室の先生とともに、LD児のリモート学習支援を行っています。

　2023年8月には、公開講座をリモート開催しました。
　講演では、東京学芸大学　教職大学院教授　藤野博先生と私とで、通常学級の中での発達障害児の支援について、お話をさせていただきました。
　公開講座の開催は、教育支援課のスタッフと協力して行いました。講座の様子などについて、コメントしていただきました。
 

オンデマンド研修（　8月19日（月）～～8月25日（日））は　150名の申し込みがあり、動画視聴回数は300回を超え、社会からの切実な必要性を感じました。 　アンケートからは「オンデマンドで発信していただいたので、余裕をもって聞くことができました」「具体的な支援の仕方がたくさん紹介されていて、児童の困り感に合わせて指導支援にさっそく生かしていきたいと思いました。」等、子どもたちの理解に役立ち、実践に役立つ内容であると好評をいただきました。 　オンライン研修会（8月30日（金））は、幼稚園、小学校の先生方が参加しやすいように夜8時の開催とし、多くの方にご参加いただきました。参加した方から実際の声を聴くことで、一方的な研修ではなく情報や意見を交換する機会となりました。

（学校教育学類：小池　敏英）