尚絅学院大学

国語、保健体育、特別支援教育。学校教育学類は、この中で少なくとも１つの得意分野を持った小学校教員を育成する学類です。３年生は後期に小学校の教育実習に挑みます。「教育実習指導（小）」は、教育実習の事前学修・事後学修のために設けられている授業科目です。

７月３０日の授業では「教育実習相談会」を実施しました。教員採用試験の第１次選考を終えたばかりの４年生１７名が応援に駆けつけてくれました。
３年生と４年生が７つのブースに分かれて着席し、１０分ごとに３年生がブースを移動します。

４週間の教育実習の流れや、子どもたちとの関わり方、先生方とのコミュニケーションの取り方。早めの行動や健康管理の大切さ。教育実習について、さまざまな先輩方のアドバイスを直接聞くことができました。
 

実習で実際に使用した教具を持参してくれた４年生もいました。

４年生にとっても、教育実習についてのそれぞれの取り組みを振り返り、教職への志を新たにする機会となったようです。
先輩から後輩にバトンが渡る。後輩も先輩に問いかけ、対話が生まれる。学年を超えたこうした学び合いが日常的に行えるのも、少人数制の学類の強みです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（文責　松本 真奈美）