【学校教育学類】 教員採用試験合格率、なぜ高い?
2024/06/27
国語、保健体育、特別支援教育。学校教育学類は、この中で少なくとも1つの得意分野を持った小学校教員を育成する学類です。
教員採用試験合格率の高さが自慢の学校教育学類。その理由はどこにあるのでしょうか?
1年次前期の授業科目「基盤演習」はオムニバスで実施しています。6月26日は教職課程センターの安倍良博先生と狩野陽子先生が担当しました。教員を目指す学生を日々サポートしている先生方です。
狩野陽子先生
狩野先生は小学校教員としての豊富な経験があります。この日は1年生全員で「教育実践力向上CBT」の問題に挑戦です。
「教育実践力向上CBT」とは北海道教育大学が開発したシステムで、教職に関する基礎知識や学校現場で役立つ指導方法を学び、PCやスマートフォンで行う試験により理解度を確かめるものです。尚絅学院大学は教育実践力向上CBTのモニター校でもあるのです。
教育実践力向上CBTの問題にチャレンジ
安倍先生は多年にわたり中学校教員を務めました。校長先生の経験もあります。
まずは誕生月ごとに集まり、「どんな先生を目指したいか」についてのグループワークと発表を行いました。
グループワーク
続いて教職課程センターの活用方法や、教員採用試験の早期化・複線化が加速している近年の動向についてお話しくださいました。1年生の瞳は真剣そのものです。
安倍良博先生
1年次から、教員を目指す学びと心構えが身につくカリキュラム。教職課程センターとの強固な連携。コミュニケーション能力を日常的に培える少人数制。
教員採用試験合格率の高さの理由は、学校教育学類のこうした特色にあるのです。 (文責 松本 真奈美)