【学校教育学類】南三陸町「のぞみ福祉作業所」を訪問しました！
2024/02/29
「笑顔でつなぐSDGs七夕飾りプロジェクト」は、
県内の特別支援学校と連携して七夕飾りを制作し、仙台七夕まつりへ出展するものです。
この取組みを通じて、障がいの有無に関わらず、すべての人にとって暮らしやすいまちづくりの
促進を目指しています。
2月29日(木)、協力団体である障害福祉施設「のぞみ福祉作業所」を訪問しました。
のぞみ福祉作業所は、古紙を再利用して紙製品を制作しています。
制作にあたっては、デザイナーと連携し、利用者の方たちの個性を活かした
独創的な製品を展開しています。
本プロジェクトにおいては、展示を終えた七夕飾りの紙をのぞみ福祉作業所に提供し、
新たな製品に再生してもらっています。
昨年度は、オリジナルポストカードと名刺を製作していただきました。
今回の訪問では、施設の見学だけでなく、利用者の方々とふれあい
実際の作業も体験させていただきました。
今年度の七夕飾りも持ち込み、施設の方と一緒に解体作業に取り組みました。
施設のみなさんの和やかな雰囲気に学生たちもすぐに打ち解け、
利用者さんとじっくり話し込んだり、協力して作業したりする姿が見られました。
訪問を終えた学生からは、「(障がいがあったとしても)利用者さんと普通にかかわることができた」、
「私たち自身(学生自身)が安心できる空間だった」といった声が多く聞かれました。
こうした雰囲気を社会の中にも広めていきたいと、本プロジェクトに対する思いを新たにすることができたようでした。
今年度も新たな製品の開発に取り組んでいます。ぜひご期待ください。