【学校教育学類】 授業紹介「教育実習指導(小)」(11/30、12/7)
2023/12/26
国語、保健体育、特別支援教育。学校教育学類は、この中で少なくとも1つの得意分野を持った小学校教員を育成する学類です。
学生たちは3年次の後期に小学校教育実習に挑みます。「教育実習指導(小)」は、教育実習の事前学修・事後学修のために設けられている授業科目です。11月30日と12月7日の授業では「教育実習報告会」を実施しました。
実習を終えた学生たちが3つの教室に分かれ、パワーポイントを用いて報告を行います。
1人10分間の報告は、どの学生も盛りだくさんの内容でした。聴き手も志を同じくする仲間ですので、質疑応答にも熱が入ります。4週間の実習が、学生たちを一回りも二回りも大きく成長させたのです。
学生たちの感想のごく一部です。
他の学生の発表を聞いてあらためて感じたことは、子どもたちとのコミュニケーションや信頼関係が大切ということだった。それぞれが子どもたちと良い形で関われていたのだなと感じた。授業についても子どもたちの実態に合わせて工夫できていて、すごいなと思った。この実習を通して、教員になりたい思いが強まった学生が多いようだ。これからも全員で頑張りたい。(Aさん)
実習中は自分のことで精一杯だった。しかし今日の報告会で実習期間と同じような新しい学びを得ることができた。実習で私が担当した学年は4年生であったが、今日は他学年の授業を行う際の注意点について知ることができ、とても良い機会となった。(Bさん)
子どもたちに対しての声がけや授業の内容の工夫など、教えていただいたこと、感じたことが様々あることがわかりました。私が実践できなかった教科のことについても聞くことができたので、教師になってからも役に立つことばかりでした。(Cさん)
このような成長の機会を与えてくださった実習校の先生方と子どもたちに、一同が感謝の念を新たにしました。いつかご恩返しができるよう、学生たちの挑戦は続きます。 (文責 松本 真奈美)