尚絅学院大学

特別支援教育専門科目「知的障害教育論Ⅰ」の一環で、
障害福祉施設『八木山つどいの家』施設長の佐々木健氏をお招きし、特別講義を実施しました。

学校教員の子どもたちのかかわりは、小中高12年間という限られた期間です。
就学前の子どもたちの姿、学校卒業後の子どもたちの姿を知っておくことは、
保護者を支援していく上でも必要不可欠だと考えています。

八木山つどいの家は、主に特別支援学校を卒業した知的障害者の方々が利用する通所施設です。
本学とは、3年前より連携を継続しています。
今回は、施設長の佐々木氏より、施設の概要、法人の理念、福祉の仕事の魅力…など、
たくさんのことをお話しいただきました。
利用者の方のドキュメント映像を交えながら、福祉の支援の現場を感じるとができました。

講義後は、質疑応答の時間を設けていいただき、学生一人一人の質問に丁寧に答えていただきました。

今回の特別講義は、後期に開講される「知的障害教育論Ⅱ」に接続していきます。
知的障害教育論Ⅱでは、利用者さん本人をお招きし、学生と交流を行う予定です。
今回の講義を受け、学生がさらに知りたいことや利用者の方とどのような交流をもちたいかという
意見を集め、学生自身が授業をデザインしていく予定です。